お笑いライブ主催をしている中尾と申します。

どうも、初めまして。構成作家の中尾拓彦と申します。
僕は作家の仕事をしながらお笑いライブの主催をしておりまして、今回はライブ主催者としての現状を、このnoteにて書き記していこうと思います。

僕は大体月に2回ぐらい、コントおじさん、漫才おじさんなどタイトルのお笑いライブ(通称おじさんライブ)を主催しています。スタートしたのが2012年7月なのでかれこれ丸8年間、お笑いライブを主催し続けています。
ライブ名は8年前からずっと変わっていません。なんでこんな珍妙な名前になったかは一応理由があるのですが、関係がないのでここでは説明いたしません(今までも何回も説明しているので知ってる人は知ってると思います)。

紆余曲折ありながら8年間も続けてきたライブですが、昨今の新型コロナウイルスの影響で、3月末からライブを中止しております。
4月もすべてのライブを中止する予定なので、劇場のキャンセル料だけで10万円を超える計算になります。
はっきり言って相当なピンチです。

ただ僕は専属の主催者さんとは違い、放送作家という仕事をしていますので、それだけで生命の危機に陥るということはありません。
というか、僕のライブ自体黒字になることはほとんどありません。
毎年8月に大量の芸人さんを招いて開催している「おじさんフェス」というライブだけは黒字ですが、それ以外はほぼ赤字です。
去年のおじさんフェスはTシャツを作ったせいで赤字だったので、黒字になったのは1ライブだけでした(それも2000円ぐらい)。

じゃあ大丈夫なのかというとそういうわけでもありません。
なぜなら僕は10万円をポンと払えるほど売れていません。
偉そうに放送作家などと名乗っていますが、大した仕事はしていないのです。一応ゴールデンの番組をやっていますが、末端も末端でお金には全くなっていないのが現状です。
去年一番お金になったのが、「EXITのネオチャラ英会話」というAmazonオーディブルでやっているEXITのファンしか聞かないコンテンツの台本作成で、税込みで15万円でした(これは僕の懐事情の現状を伝えるとともに、超絶上り調子だったEXITとがっつり仕事をしたことがあるという臆病な自尊心を満たすための文章です)。
しかも、収録前の特番3本がコロナウイルスの影響で収録が完全にストップする状態になり、作家業の方にもコロナでかなりの影響が出ています。

こんな状況になるのであればもうライブを続けてはいけないでしょう。

でも、8年間続けてきたライブです。色んな人を好きになり、色んな人を嫌いになりました。そんな簡単にやめたくはありません。
(厳密にいうと一回辞めてますが、様々な事情ですぐ復活しました)
何より僕はお笑いが大好きです。お笑いに関わることは一つも辞めたくありません。
ライブ主催者で食べていくという道を選ばず、何が何でも作家で売れようとしているのは、色んな方面からお笑いに関わっていたいからです。
ライブ主催も辞めたくありません。

というわけで、支援を募るためにこのnoteを始めてみました。
支援をしたいという声は1件しかなかったのですが、同じくライブ主催者のぐんじんさんから「何もしないよりは声を上げた方がいい」というアドバイスをもらったのでやってみました。

ダラダラと長文を書きましたが、何が言いたいのかよくわからなかった方のために説明すると、「劇場のキャンセル料で生活がピンチだから支援してくださいな」ということです。ダサすぎる!!

繰り返しますが、僕はライブだけで生活をしているわけではないので、これで死ぬことはありません(普通に経済的ダメージよりコロナウイルスの方が怖いです)。
それでも支援していただけるという方、何卒お願いいたします!
めちゃくちゃ売れたら、芸人さんにギャラ払いまくった上で無料のライブやります!なので支援していただけると嬉しいです!
よろしくお願いいたします!!

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