座禅じゃなくとも……?

最近少し疑問を抱いていた事がある。座禅で成功すると脳内麻薬のような何かが頭からジワ〜っと出て気持ち良くなる感覚、もしかしたら座禅じゃなくてもできるんじゃないか?

というわけで試してみた。椅子に座り、足を組んだままいつもの集中の仕方。いけそうな気配がしていたのだ。

するとだ。目の前で会話している2名がおりながらも、しばし座ってリラックス且つ集中で「その時」を待ち、頭に意識を溜め、ボルテージを上げていくと……。

キマった。集めた意識が一気に崩壊して流れ出るような、頭部からくるゾワゾワしたような多幸感と落ち着き。いつもより早めにきたので早めに終えたから、あまり深くはないものの。まあ、取り敢えずキマった。なんとなくニヤニヤしている。


気になっていた事を試した。まず包丁を軽く押し当てるも、あまり痛くない。しかしこれは身体的・積極的自傷への躊躇かもしれぬ。というわけで6〜7秒火を点けた直後のライターを手に押し当てる。これは蚊に刺された時の対処法としていつも私が使うもので、最初は押し当てられず何度かタッチを繰り返して丁度いい温度になってから押し当てるというのがいつものやり方なのだが……今回はかなり早い段階から押し付けられた。熱さは感じるが、苦痛ではないというような感覚である。少し経ってヒリヒリしてきたので、いつもよりも高い温度で長く触れていたのは確かだろう。

即ち、この脳内麻薬にはある程度の鎮痛作用があるのだろうという事が言える。


一切の薬物摂取等に頼らずに、動かぬだけで脳内麻薬でダウナーのキマり方ができるようになった。フッ、勝ったな。その内もっと軽い条件でできるようになるかもしれない。ああ、嬉しい。

然らば。

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