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古民家に住んでいる話 3

noteゾ邸シリーズ第三弾。今回は現状と目標を説明しようと思う。

取り敢えず居間はこうなった(一部塗り潰し)。今はもうコタツの絨毯は取っている。

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十八畳ある部屋にコタツがポツンと置いてあるばかりというのはなんとなく寂しい気もする。4人でピッタリぐらいなので、来客を想定するともう1台くらい買っておくべきだろうな。尚俺の部屋の畳のカビ取りが終わるまでの2ヶ月以上の期間、俺はエアコンのあるヒカルの部屋かこのコタツで寝ていた。引っ越すまでは椅子で寝る日が多かった身としてはコタツは十分寝やすい。今は普通に自室で寝てるがね。


大層な応接間の様子。

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千葉には黒猫堂というアンティークショップがあり、この家に住み始めてからは何度も行っている。昨日も行ってきた。応接間にはこの店で(ゾ邸経費で)買った椅子にこの店で(ミゾヲチマネーで)買った人形を置いている。まだ名付けてはいないが・・・1番目の西洋人形という事で(単数の不定冠詞だが)アイネがいいのではないかと思っている。ヒトケン氏は髪の色からマロンを推している。

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後ろにある強烈なマスクは昔誕生日に親から貰ったマスカレードのマスク。存在感が凄い。こいつを被って顔を振ると鈴がめちゃくちゃ鳴る。

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ミステリーやサスペンスで殺人事件に使われがちなガラスの灰皿を置き、煙草を吸いながら珈琲を飲む部屋としている。試しに今日アイスを乗せたフレンチトーストを食ってみたらかなり喫茶店らしさが上がった。そのうち料理担当のPrea氏がケーキを作ってみるとの事なので、いよいよ喫茶店路線を強めていきたい。古い地球儀や黒電話、蓄音機やフランス人形といった諸々を飾り、何種類もの珈琲豆や淹れ方を用意し、様々なコーヒーカップを並べ「好きなカップを選びたまえ」とやりたい。大正頃の洋風気取りぐらいの方向性で飾りや置物を増やし、ここを純度の高い喫茶店の如くして来客者をもてなしたい。ゆくゆくはゾ邸ブレンドなんてものも出せたらいいわねー。

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また、日本茶も出せる。この家には入居した時から火鉢が5つある。居間に1つ、俺の部屋に1つ、廊下に木製のデカいやつが1つ、後は押入れに2つ。廊下にある木製の火鉢はかなり本格的で、買おうとするとそこそこ値がするだろう。欲しい物リストに入れていた鉄瓶を先月の誕生日フォロワーに買ってもらい、焼いた備長炭で以てお茶を淹れてみた時の様子がこちら。画像が暗いのは仕様。

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かなり良い具合である。デメリットとしては炭に火を起こすのに時間とガス代が結構かかる事で、毎日飲むとかいった真似はできないが、誰かが遊びに来るならそれぐらいはやってしんぜよう。或いは応接間に置いてある茶器を使ってみてもいいのかしらとも思うが、あれを使うとなれば茶道の心得があった方がいいのだろう。道具も足りないが、そのうちめちゃくちゃ渋い抹茶を淹れて庭にやってきた野良猫なんかを眺めながら啜りたい。


居間に隣接した縁側の様子。

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喫煙所になっている。畳のカビ取り作業中はここに畳を置いていたのでそのまま座れたが、それが終わってからは空いた為椅子を置いた。斯様に窓を全開にすると時たま風鈴が鳴る。


そしてこれが俺の部屋。床の間と押入のあるゾ邸最奥の八畳間で、敢えて言うなら奥座敷であろうか。四方をお面や和紙人形といった飾りで囲む形にしている。

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作業環境。pc3台(1台は収納)、テレビ1台、他スーファミやPS2・PS3等。

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本棚は持っていた物と同じ物をニトリで購入(展示品なので最初から組み立てられていた上に安かった)、2つの机と合わせてコの字を作りこの作業スペースをベッドと分けた。書斎っぽくしたかったんだが、あくまで俺の所有物で構成し、且つここで同人誌を作ったりする事を考えるとこの形がベターだろう。あんまりデカい本棚置いても床抜けそうだしな。

広い部屋も壁側に物を置くだけではナンセンスで、敢えて仕切るように家具を置くと空間を有効に使える。人の手の届く範囲など半畳が限度であり、上手くゾーニングできればただ広いだけの部屋よりもより広く感じられるようになる。

昨日買ってきた猩々の額は押入の上に吊るす事にしたのだが、これが大変よかった。

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台風で瓦が吹っ飛んでこの部屋だけ雨漏りした事は前に書いたが、その時土壁も一部ボロボロになった。これを隠すのに最適だったのである。この額を999円で買えたのは幸運だった。

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押入も雨漏りで汚れとカビが目立つ為このまま使う気はないので、ホームセンターで木の板を買ってきて貼り付けて隠してやろうと思う。それまで衣類は隣の八畳間に、押入のふすまは廊下に放置。

床の間。現状は掛け軸1幅、達磨2つ(姫達磨1つ)、市松人形1体、(名前がわからんが)小さい人形一対、こけし6本、ミニ琴、将棋盤と駒、王将の飾り駒、照明、扇子1枚、吊るし手毬2個。

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掛け軸については大家さんが存在に気付かなかった為に開かずの間と化していた廊下の押し入れから出てきた。3幅あった内気に入ったものを掛けている。掛け軸の裏は・・・ゾ邸を訪問してのお楽しみ。


・・・色々飾ってあるように見えるだろう。いや、確かに色々飾ってはある。しかし足りない。全く足りないのだ。

目標は「美少女万華鏡」の旅館である。

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参考になりそうな例としては、山形、タガマヤ村座敷童の宿。

和歌山、淡島神社。人形供養で有名。

奈良、正暦寺。こちらも人形供養。

京都、宝鏡寺。やはり人形供養。

横浜、天王森泉館。雛祭りの展示。俺が欲しいのは吊るし雛というより吊るし手毬だが。

骨董品屋でズラっと並ぶ大量のこけしなどはそのまま全部欲しいぐらいだが、1つずつ買っていきたい。メルカリにも大量セットで売ってたりするが、一気に買っては思い入れも何もありゃせんだろう。単価の面でいつもこけしばかり買ってしまうが、面積的には日本人形と同程度にしたい。宮城、みやぎ蔵王こけし館。

テーマは違うが、雰囲気や物量といった点ではこちらも魅力的だ。

そういえばfate/stay nightの遠坂家のモデルになった兵庫の風見鶏の館にも人形が並ぶ部屋があるようだ。西洋人形のようだが、そういうのも応接間に並べたい。Prea氏が入居しなければゾ邸の洋室は人形の間にしたいとか思っていた。人間大の球体関節人形とか椅子に座らせたい。

・・・といった目標がある為、先はまだまだ長いと言える。床の間には雛壇を設けこけし・達磨・日本人形で埋めたい。吊るし手毬を大量に掛けたい。壁には数多の能面を並べたい。日本画、屏風、扇といった諸々も飾りたい。他にもよくわからん物を大量に買いたいのだが、なにしろよくわからんので調べられない。知識が不足している。

諸君、こういった諸々が余っていれば是非ゾ邸に持ち寄って欲しい。或いは似たような部屋の例があればどんどん見せてほしい。

然らば。

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