見出し画像

秋例7レポ兼古民家17

10/17、第7回博麗神社秋季例大祭があった。俺としては今年唯一のビッグサイトでのイベントとなる。一般参加で行った。

画像7

コロナ下での秋例がどうなるのか気になっていたが、今回はカタログが電子・物理問わず必要ではなく、その代わり入場チケットを先にネットで買っておくという形だった。時間も午前や午後で分かれ、チケットはどの時間の枠で出るかを選ぶもので、俺は午前の方しか買わなかった為会場にいれたのは2時間弱だった。短い。目当てのサークルに向かい、その後適当に見て回りながらフォロワーに挨拶しているとそれだけで終わってしまう。相変わらず無名サークルには厳しい戦いだ。

また待機列も少し特殊だった。チケットには番号が振られており、その番号毎に待機する場所が決められている。等間隔で待機され、列で歩く時も一応距離を保つよう指示される。前に詰めず距離を空けて下さい、とはいつものイベントと正反対の指示である。


1週間前に名古屋で紅楼夢があった事も相俟り今回は知り合いが少ないだろうと踏んでいた。取り敢えず風兎氏、滉平(Twitter:D201101HK)氏、そして岩手から遥々やってきたうわずみ(Twitter:cyclo_stars123)氏らと4人で1日動く事になった。

待機場所には東方イラコンで入賞した絵が展示されており、そこには小学生の部や中学生の部もあった。見てみたが、あれには少しばかり驚く。何人か逸材がいた(が、勝手に貼っていいものかわからんしリンクも上手く見つからん)。


さて、会場で会ったフォロワーを一応並べてみよう。先の3人に加え、古民家16で登場したマイナスさん、MUHA閣下(Twitter:10810km)、少し前にフォローされた東条英字(Twitter:jackbalan_)氏。

これだけである。少ねえ。でねさんも会場にいたらしいが会い損ねた。

因みにこの日は、折角なので古民家16で着ていた胡散臭い着物姿で出かけた。会場で最も気取った格好をしていた人間の1人だろう。久々に会ったMUHA閣下には些か驚かれた。

―――MUHA閣下。所謂神絵師である。デッサンで鍛えた圧倒的な画力で最高の絵を描く人物。以前イベントで「山口来ません?」と誘われ、彼女が通っていた下関の美大予備校に1週間程行っていた事があるが、なるほど才ある者があの環境で修行すればと納得できる良い予備校だった。講習は午後だったが、午前中はMUHA閣下に殆ど付きっきりで絵を教わるという濃密な1週間だった。この日聞いたところ、今いる美大を卒業してから自分で事務所を持つまでの着実な将来設計を持っているようだ。彼女なら問題なく可能だろう。勝手に師匠と呼んでいる(年下ではあるが絵のレベルは実年齢関係無いからなぁ)。

東条氏は『ダーク、ホラー、アングラ、サイケデリック』合同の主催者である。最近ゾ邸と共に興味を持たれフォローされていた。挨拶して新刊買ったので、ついでにフォロバもしておいた(ミゾヲチはステルスしない)。

戦利品はこんなところ。

画像1

最近の俺にしては比較的多い方だ。感想はTwitterで適当に垂れ流しておく事にする。


昼に会場を追い出され、ずみ氏の希望によりお台場のユニコーンガンダムを見つつ昼飯。その後ずみ氏のみ一時離脱し、風兎氏・滉平氏と新橋の椿屋へ行った。これは大正っぽい服装で大正ロマンの店に行きたかったという俺の希望による。そこで何枚か写真を撮ったが、1つ強烈なものがあった。

画像2

胡散臭さがマックスになった。めっさ気に入ったのでTwitterのアイコンにしてみた。フォロワーからはこんな画像が届く。

画像3

更に鍋島からファンアートも送られてきた。

画像4

右下の使い魔みたいな奴は古民家16で出てきた畜生人形のアレンジらしい(下2枚)。

画像5

画像6


そうして遊びながら、日が暮れる頃都内某所の馬刺し屋へ。ここはあまりに美味いのでそう易々とは紹介しない。遅れてうわずみ氏も合流、一頻り飯を味わいながら歓談。

店を出た後はマサイシさんと滉平氏が離脱、3人で下町らしい銭湯へ。風呂上がり、着物故の着替えの手間の為遅れて休憩所に行くとうわずみ氏と風兎氏がデュエルしていた。聞くところによると例大祭の待機列でもやっていたらしい。これがデュエリスト・・・・・・?

翌日に仕事を控えた風兎氏は哀愁を背に離脱。ネカフェにでも泊まろうかと思っていたなどとぬかすうわずみ氏を俺は千葉まで連行し、半ば強引にゾ邸の客にした。


うわずみ氏。東方、特に秘封の二次創作絵師である。捕鯨船で暇潰しに絵を描いていたら画力が上がりまくったという稀有な経緯を持つ男だ。2019年の京都秘封でキービジュアルを担当したという実績を持つ(今年はマイナスさんだったがイベントそのものが中止になった)。

https://cafe-terrace.info/archive/09/kikaku.php

因みに俺はこの時まで「うわずみ」とはff外で、彼のサブ垢である「がまずみ」の方とだけ繋がっていた。

彼の幾つかの趣味にガンダムや遊戯王等があるが、何たる偶然かゾ邸の住人は俺を除きガンダムファンで、更にヒカルはカードゲームショップの店員であった。

盛り上がらぬ筈もない。俺が呼んできた客ながら俺より他住人との会話が加速し、最早俺が付いていけなくなるという珍しい状況であった・・・・・・俺はボトムズ派なのだ。

ヒトケン氏は捕鯨船の話を聞いて、自分も乗って絵の修行でもしようか等と思い悩んでいた。Prea氏は会話に加わる珍しい機会を得、ヒカルは最終的にうわずみ氏とデュエルしていた。コタツで深夜3時まで。

画像8

アキバ辺りでカードを売ろうと考えていたようだが、まさかのTCGショップ店員の登場によりその手間が省けたようだ。

流石に眠くなり、各々部屋に戻りうわずみ氏はそのままコタツで就寝。


翌日、月曜日の為他住人は出かけ、俺とうわずみ氏の1対1となる。

そうだろう。ついでに蔵や家の裏側の旧便所等も見せて回った。

この家はただでさえのんびりできるというのに、応接間で語り出すと愈々時間が歪む。

昼は適当に蕎麦を出した(俺が作れる料理? というと簡単な麺類しかない)。

喋り倒し、また武道の話等もしながら過ごす。結局この家を出たのは14時過ぎ頃だったろうか。雨が降っていたが、それが好きらしい彼には丁度良かったのだろう―――沈黙が苦にならない相手はいいものだ。

そひか、マイナスさんときてうわずみ氏までこの家の宣伝をしてくれたのでそろそろ認知度も多少は上がっただろうか。


こんなところか。因みにうわずみ氏は帰りの新幹線で寝過ごして青森まで行ってしまったらしい(岩手県民)。

然らば。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?