ひょんなことから、あの時、あの人がどう思っていたのか、知った。

何もわからなかった。知らなかった。知らないのに、好きだった。
知らないからこそ、好きだった。

あの時確かに、彼はポジティブな感情になってくれていた。そうなのだ。私が彼にプラスの影響を与えていたのだ。

それだけで、よかった。
それを知れただけで、嬉しくて、涙が出て。

あの時を思い出して。こみあげた。込み上げるしかなかった。

ありがとう。卒業までよろしくね。

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