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器の大きさ

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
先週の記事の後日談。先週の記事はこちら↓

簡単にあらすじを言うと、先週、自社のアドバイザー的な関わりをしてくださっている方と中華を食べに行ったがそこで契約終了の話をした、という話の続き。

この方は大変お世話になっている社長からの紹介。
その社長とアドバイザーは友人であり、ビジネスパートナーでもある。
その為、紹介してくださった社長に報告をしなければならない。
冷静に考えると、その社長にひと言現状を相談してから契約終了の話をした方がスジを通すことになっただろうな。
そんな反省をしながらも話してしまったことは仕方がない、まずはLINEで報告、という事で長文のLINEを打つ。

「こんばんは。〇〇アドバイザーについてのご報告です。△△社長からご紹介いただき昨年10月から弊社のアドバイザーとして行っていただいておりますが…(中略)〇〇さんが悪いわけでは決してなく、しっかりとボールを投げられていない私の課題です。〇〇さんは△△社長の紹介でしたので今の考えを共有させていただきます。せっかく紹介いただいたのに申し訳ありません。」

LINEを送信し、ジムで身体を動かす。
まわりくどかったかなあ…いや簡単に説明も出来ないしなあ…。

トレーニングをしていてもLINEの返信が気になる。
返信来ているのかなあ…。

「最近よく一緒になるねえー」
マシンを入れ替わる際に、おじさんが私に声をかけてきた。
ジムでお客さんから声をかけられることは全くないのでびっくり。
「そうですね、この時間帯空いているので」
私も見かけたことがあるおじさんだったが世間話をするほど仲良くない。
というか情報が無い。
というか早くトレーニングを終わり、LINEを確認したい。
「この時間が一番いいよねー、私も今までは夜7時ころに来ていたんだけど…(中略、1分程度)まあ、お互いいい汗かきましょう」

ダンベルに行こう。
ダンベル。
うわあ、ダンベル用のベッドが埋まっているじゃん。
どうするしみず、トレッドミル終わってからダンベルはきついし…でもダンベル空いていないし…

分かった、一旦ロッカーに戻り、スマホを見に行こう。
ロッカーに戻り、スマホを確認。

△△社長返信が入っている。
・しみずさんの判断だからいいよ、でも事前に教えて欲しかったなあ
・ちょっとそれだと俺からもひと言加えないと失礼にあたるからあとから電話ちょうだい 
このくらいの返信を想定していた。

しかし全く返信が違った。

「素晴らしい、そういうの断れずにズルズル俺行くんだよね。見習います」

さすがに器の大きさの差を痛感。
豪快なイメージがあるこの社長。
出来事ひとつひとつに謙虚、かつ愚直に自己成長につなげていく、かつ相手への配慮が短文に詰まっている。

改めてこの社長、またアドバイザーの方にも感謝を伝える。
アドバイザーの方もこれでサヨナラだとは思っていない。
良き兄貴分として今までとは少し違う関係性だけど、私は慕い続ける。

いろいろスッキリした。
その後のダンベル、トレッドミルはいつも以上に気持ちの良い運動となった。

「お先です」
ダンベルやっていた先ほどのおじさんに挨拶をする!

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