「ハヤオキスリー」
今週月曜日、鼻水が少し出るようになった、ということは気が付いていた。
しかし、病は気から、そんなに気にしないようにしよう、そう思いながら過ごしていた。
翌火曜日、鼻水がどんどん出てくる、くしゃみも出だした。
まだ咳は出ていないが…。
水曜日、症状は変わらないが夜、少し咳が出てきた。やはり出たか咳、ちょうど1か月前のことが思い出される。
ちょうど1か月前もこのような風邪症状に悩まされていた。
1か月前は咳が出て、1週間苦しんで、治りかけの時に「セピー」という市販薬をドラッグストアで発見。
それを飲んだ翌日咳が治る、という流れだった。
セピーの記事はこちら↓
昨日木曜日、咳はひどくなっていないもののどっちに転ぶか分からない体調。
よし、薬を買おう。
咳で辛い時、何を飲めばいいか分からない?
そんな悩みは私はもう終わった。
私は「セピー」一択だぜ。
ドラックストアに入る。
せき止めというコーナーに向かう。
セピーを探す。
セピーを探す。
‥セピーを探す。
ないぞ、セピー。
私の救世主セピーがない。
ヤバイ、セピー一択だと思っていたので売っていないという事を全く想定していなかった。
①別の店にセピーを探しに行く。
②別の市販薬を購入する。
どうするしみず?
①の選択肢も頭をよぎったが今更ながら「セピー」という風邪薬、正直言おう。40年生きてきて1か月前初めて見た。
見たことも飲んだことも聞いたこともない薬「セピー」。
今来ているドラッグストアはそんなに小さいわけでもない。
このドラッグストアに売っていないセピーが近くの他のドラッグストアに置いている確率は低そうだ。
セピーよ、すまん。
信じきれなかった私は他市販薬に乗り移ることにする。
しかし、セピーよ、お前も他の市販薬に移るといってもプライドがあるだろう。
「パブロンやコンタックなど誰でも知っている薬にはしみずさんは行かないですよね?」
「分かっているぜセピーよ、唯一無二のお前を見つけた時のようにキラリと光る40年目にして初めての薬を選ぶと誓うぜ」
「よかったしみずさん、私も安心した」
セピーと心のやり取りを行った後、棚を眺める。
どれにしようどれにしよう、咳を強調している薬がいいんだろうな。
早めのパプロン♪
パッケージを見ながら思わず口ずさみそうになる私。
これぞCMのマーケティング何だろうなと顧客目線で実感。
市販薬を買う際、正直どれが自分に効くのか分からない。
そんな時に
聞いたことがある薬=みんなが飲んでいる薬=風邪をひいた時に過去効いたことがある薬だったからみんな飲んでいる=その薬はよく聞くし、よく効くいい薬、
というロジックだと思う。
多くの人の少し反対を進みたがる天邪鬼しみず。
ありましたありました、40年間私が見たことも聞いたことのなく、あまり皆さんも聞いたことが無いような薬。
その名も
「漢方ハヤオキスリー」
最初手に取った時、どこで区切ればよいか分からなかった。
「ハヤオ・キスリー?」「ハヤ・オキスリー?」「ハヤオキ・スリー?」
どれもありそう。
しかしそのパッケージにはしっかりと表現されていた。
「ハヤオキ スリー」
スペースがしっかり入っている。
「ハヤオキ スリー」を今現在2回飲んだ。昨日の朝よりは改善しているっぽい。
薬が身体に効いていいるのか、薬を飲んだという私の心に効いているのか、いずれにせよ朝食後3回目を飲みます。
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