見出し画像

ランニングフォームとシンキングフォーム

今年から、クライアントの社長の紹介でランニングクラブの練習にたまに参加することにした。クラブのコーチに初めてランニングファッションフォームについて指導してもらい、目からウロコが落ちた。

コーチの指導は凄くシンプルで3点。

・姿勢:胸を張り、ドローイングで腹を2割常に引っ込める
・重心:丹田(ヘソの下)の真下の重心を足の爪先に置く。そうすると勝手に足が前に出て楽に走れる
・腕振り:体の後ろに肘が出るように振る。ただし肩に力が入らぬよう腕の重さを感じるように。そうすると腕の振りはば、速さで走るスピードが簡単に調節できる

拍子抜けするくらい簡単なことなのだが、これを意識して走ると、驚くぐらい楽に20キロくらいは走れるのだ。

フォームというものの大事さを改めて感じたわけだが、考えてみれば仕事でも非常にフォームイコール、「型」というのは大事だと思う。ビジネスだとフレームワークとも言ったりするが、例えばロジックツリーとか、SWOT分析だとか、ポジショニングだとか、目的に合わせて思考のフォームを提供するものだ。

日々色々な業種の色々な企業の方と打ち合わせをしていて、特に基本的な思考のフォームをキチンとすることの重要さを感じる。具体的には、下記の視点からいかに考え、実践するかということだ。

・より顧客の立場で
・より深く、広く
・未来のあるべき姿から

書くと簡単だが、日々これを実践することは簡単ではない。ついつい目先の業務をこなすことに追われ、顧客の立場で、深く広く、未来志向で考えることは疎かにしがちなのだ。

ランニングフォームも習慣として身につくまでは常に意識していないと崩れてしまうが、思考のフォームも同じだと思う。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?