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一目惚れEP42 ✨ Shall we ダンス? part 2

日本に来た一昨年12月のパーティーで初めて晃さんと踊った。一目惚れしてから寝ても覚めても彼のことで頭がいっぱいだった私は意識して彼の近くにいたけれど、どうしても話しかけることができなかった。ダンスタイムで他の男性に誘われても上の空で彼ばかり見ていた。

誘われて一曲だけ踊ってシャンパンを飲みながら彼と目が合った。じっと見つめ合った。胸が高鳴った。彼が微笑みながらゆっくりこっちへ来る。心臓がドキドキした。彼がちょうど目の前へ来た時、照明が暗くなってレナード・コーエンの ”Dance Me to the End of Love” が流れ始めた。

彼は黙って右手を差し出した。私の頭の中は真っ白。彼にリードされるままにタンゴを踊った。まるで夢の中の出来事のようだった。

私は両親の影響でタンゴが大好きだ。父と母がいつも踊っていたタンゴに私は憧れていた。父と踊る母の楽しそうな顔を見るたびに、私もいつか愛する人と母のように踊りたいとずっと思っていた。だから、父と母にダンスを習った。

いつか愛する人と・・と思っていた私は大好きな晃さんと大好きなタンゴを踊っていた。運命を感じた…

「留美さん、上手だね…」

「晃さんがお上手だから…」

緊張して、それしか喋れなかった…

(ずっとこうしていたい!!)
(晃さん、このまま何処かへ連れていって!!)
あの時、心の中でそう叫んでいたんだよ!!・・www


久しぶりにダイビングを満喫したからだろうか、今日は二人ともグッスリ寝た。ブランチの後、銀座でショッピング。あいにくの春雨混じりの曇天だったけれど、買い物しては喫茶店でお喋りしながら雨宿り。久しぶりにショッピングを堪能して、いっぱいの買い物袋を抱えて帰宅。

今…午後5時5分、2時間ほど休んで予約したレストランへ行きます。彼はスヤスヤ眠っています。さっきシャワーしながら、彼と初めてタンゴを踊った時のことを思い出したので私はnoteしています。

Rumi♡

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