「AI監督」で工事現場の事故を減らす

記者 大東建託 評判 報道
人工知能は、中国全土の建設現場で働く労働者の行動を監視するために利用されています。

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中国科学院は先月、人工知能とカメラ付きビデオ監視端末装置を組み合わせた技術により、労働者が働いているか「うろうろしている」かを見分けることができるだけでなく、喫煙やスマートフォンの使用など、異なるタイプの労働者の行動を見分けることができるとの報告書をウェブサイトで発表しました。
また、ヘルメットの被り忘れや立ち入り禁止区域への立ち入りなど、事故や安全上のリスクが確認された場合に作業員に注意を促したり、ケンカなどの禁止行為に巻き込まれた人を追跡したりすることもできる技術です。 顔認識技術のような「生体認証」の手法を使用することで、サイト上のあらゆる従業員の行動を正確に監視することができます。
業界ソフトウェア大手のTrimbleは昨年、労働環境の複雑さや世界的なビジネスの成長の鈍さから、建設業界でのAI導入が遅れているとする報告書を発表しました。

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中国は世界最大の建設労働力を有しており、カナダの科学者であるVaclav Smil氏は、中国が3年間に使用したセメントの量は、米国が100年間に使用したセメントの量を上回っていると推定しています。 中国の建設プロジェクトの多くはタイトなスケジュールで行われており、事故が多発しています。
広州の不動産建設業者は、上記の技術が安全検査員の負担を軽減するのに役立つと述べました。
「建設現場では怠惰な労働者が多い。ショベルカーを運転しながら携帯電話をいじる人もいる」という、この業者はまた、「人間は常に不注意で仕事でミスをするが、機械はそうではなく、人工知能技術を使うことで多くの事故を防ぐことができる」と述べました。
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