オストファーレン、2戦目。ウインルーティン、4戦目。初の出資馬2頭出し！
インゼルの出資馬オストファーレンが、1月22日（日）中京1Rの3歳未勝利・ダート1800mに出走します。7枠13番、鞍上は武豊騎手です。
また、ウインの出資馬ウインルーティンが、同日中京5Rの3歳未勝利・芝2200mに出走します。5枠5番、鞍上は鮫島克駿騎手です。
初の同日2頭、しかも同じ競馬場での出走です。
オストファーレン
1月18日（水）は栗東坂路コースで追い切られ、4ハロンから52.5-38.2-24.6-12.4の時計を一杯でマークしています。
「いい動きでしたね。ラスト２Fのラップも良かったです。調教の動きからは、もっと走れていいはずです。うまく脚をためて運べれば、と思っています。」（大久保龍志調教師）
前走はスタートから先頭に立ったものの、最終直線で失速しての最下位入線。武豊Jは「ペースが上がったときについていけなかった」とコメントしており、先頭で逃げる展開は厳しかったようです。
本来は先週の小倉での出走を予定していたのですが、雨予報でダートは早い決着になり、思惑と違う競馬になりそうとのことで今週にスライドとなりました。大久保先生がしっかりと考えてくださっているのがわかります。
調教では坂路で継続していいタイムを出しており、力はあると思います。ダート替わりでどうなるか、注目したいです。
ウインルーティン
CWコースで最終追い切りがかけられました。格上のナムラクレア（古馬オープン）との併せ馬で、この日はルーティンに長谷川調教師が騎乗。直線では追走したナムラクレアが内から詰め寄りますが、ゴール前の追い比べでは僅かにクビ差ほど振り切ってルーティンが先着を果たしています。時計は6F81秒3、ラスト1F11秒4でした。
長谷川調教師は「直線ではナムラクレアが一旦前に出かかりましたが、そこから促すと馬自身しっかりと反応して最後は盛り返す勢いがありました。朝一番の走りやすい馬場ではありましたが、それにしても良い動きだったと思います。前走の疲れはほとんどなく、むしろ上積みが見込めるほどですし、ここに来て走る雰囲気も出てきました。今の中京の芝は内ラチ沿い1、2頭分と大外が伸びる特殊な馬場ですが、その中京でずっと乗って馬場の特徴を分かっているジョッキーで臨めるのはプラスですし、ここは良い結果を出したいと思っています」と期待を込めていました。
前走ではこれまでの2戦とは全く違う、スタートからいい行きっぷりで中団につき、最後の直線も力強く伸びての3着。仕掛けるタイミングが少し遅れたことで勝ち馬には届きませんでしたが、これで2連続での3着と、力があるところは存分に見せてくれました。
今回はその前走と同じ中京の芝2200m、鞍上も同じ鮫島駿Jということで、前走で馬のクセを掴んでくれているはず。現在の中京の芝はだいぶ荒れていて外からの差しが有利な展開になりそうなので、ウインルーティンのこれまでのレース展開を見る限りではかなり期待できると思います。
前走での追切に引き続きナムラクレアとの併せ馬。「格下に首差遅れる」なんていう記事も書かれていましたが、半年も経てばもう格下などと呼ばせないぐらいの実力をつけていてもおかしくありません。動画も見ましたが、直線では一旦ナムラクレアに前に行かれたところを追いついて交わすという力を見せてくれています。
今回は2頭とも口取りに当選しており、現地観戦の予定。指定席も確保済みです。願わくば、勝利の美酒を競馬場で味わいたいところ。まだ出資馬の勝利を目の前で見ることが出来ていないので、頑張って欲しいです。
※写真・近況情報については、インゼルサラブレッドクラブ様およびウインレーシングクラブ様の許可をいただいて引用しております。
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