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ひょうご留学生インターンシップ   エントリー学生と企業の交流会

日時:2023年 6月 8日(土)11:00~17:00
場所:兵庫国際流会館 3F多目的ホール
対象:大学・大学院生(留学生)
参加者:127名 留学生:81名(12校)
          講師:㈱学生情報センター(1名)
                            参加大学:芦屋大学、関西学院大学、神戸学院大学、
              神戸国際大学(5名)
          参加企業:18社(32名)
          主催者:コンソ事務局(6名)

プログラム:
11:00~12:10 研修
13:00~13:05 開会の挨拶 本日の交流会の意義の確認
13:05~13:35    企業紹介 企業紹介 各社×1.5分
13:35~15:10 セッション1〜5(学生自由席)
15:20~15:55 ネットワーキング(自由交流)
15:55~16:25 本日の評価の整理
16:25~16:55  連絡事項(今後の流れ・提出物について)

 

第1部:【研修】1F Nada comにて
 交流会前に、学生だけで研修を行いました。
①<企業へのエントリーに向けて>
志望する企業の事業内容や特色を把握した上で、志望動機や自己PRを考える必要があると説明しました。
②<ルール・マナー遵守とリスクマネジメントについて>
 ケーススタディで、実際に起こった出来事について、ディスカッションを行いながら実例を確認して、なぜトラブルが起こったのか、どうすべきかについて、グループごとに発表しました。

第2部:【交流会】3F多目的ホールにて
 開会の挨拶の後、インターンシップ参加企業の自己紹介が行われ、事業内容、営業拠点、歴史、特色等が簡潔に学生に伝えられました。
 セッションのルールとして、学生が自由に主体的に企業ブースを訪れる、1企業のブースに学生4~5名まで着席でき、満席の場合は他社に回るよう説明しました。企業には事前にコンタクトシートを事前に配布して、気になった学生がいれば呼び出すことができると伝えました。
 今回の交流会では全セッションにおいて自由席としたが、学生が特定の企業に殺到する等の大きな混乱は見られず、学生たちは企業ブースでの説明を熱心に聞いて、自ら積極的に質問する姿が見受けられました。
 そのため、学生の熱意が企業に伝わり、企業アンケートでは「学生さんの熱意と努力がとてもすばらしかったです」とのコメントをもらいました。

第3部【事務局からの連絡】
 実習希望先企業へのエントリー手順、エントリースケジュールと企業による受入可否の流れ、振り返りシートの入力等についての説明がありました。学生たちはメモを取りながら真剣に話を聞いていました。
 

第4部【所感】
 学生と企業の交流会は、2019年度から開催している今年6年目となる歴史のあるプログラムです。学生にとっては、インターンシップ実習に行くことになる企業だけではなくて、多様な業界や企業を知り、経営者や人事担当者、他の留学生と広く出会ってもらう業界研究やネットワークづくりの機会として皆さんへ提供しています。また、企業にとっても、多くの留学生たちに出会うことで、自社を知ってもらう機会となって、留学生の特性を知って、刺激になって、将来の採用に繋がる出会いの場としても活用できる機会とすることが目的として開催しています。
 今年度もインターンシップ実習先の決定にあたり、学生が希望企業に自ら三回のエントリーをして、企業によって受入可否判断が行われる形式をとるため、この交流会は実質的にインターンシップ・マッチング交流会としての意味合いが強くなりました。学生にとっては実習先希望企業を選ぶだけでなくて、自分も企業から選ばれていることを意識する必要がある時間となって、参加する企業もこれまでよりさらに将来の採用を意識した出会いの場として参加する意識が強くなっていることを感じました。
 今年の交流会は、例年以上に大人数で、企業も留学生も熱意溢れる有意義な時間となりました。最後の成果の整理部分では、5名の参加学生から感想を話しました。
 特に印象に残るのは「私たちはどんなに大変でも頑張るだけではなく、自らどんどん挑戦していきます。なぜならば、挑戦しないと、自分が成長できない。企業の皆様、先生方、私たちの中には夢と熱意があり、自分の夢を実現する決意があります。ですから企業の皆様、先生方、私たちの熱意を信じてくださり、ご指導お願いします。」というコメントをもらいました。
 この場の出会いを元に、より多くの学生の企業実習の実現に繋がって、日本での就職について理解が深まりつつ、成長していくことを期待しています。