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なぜ離婚したのか⑱

クリスマスのメール

クリスマスに旦那からメールが来た。このメールの内容が、離婚をするきっかけになったのは間違いない。平日によほどの用事がない限りメールはめったに来ないのに来たメール 。以下、メールの本文そのままです。

メリークリスマス!

ですが、どうやら、年明けから○○(地元の名前)での勤務になりそうです

彼は職場と実家が離れているため、平日は職場近くの社宅に住んでいた(40歳過ぎたので、急に会社の方針が変わり、数か月前、社宅を追い出され、数か月実家から通っていたが・・・)。普通の妻なら、このメールをもらい、会社が彼の実家近くになるため、これから一緒に住めるようになるから!とプレゼントをもらったかのように喜ぶのだろうか?

私の場合は正反対だった。絶望的だった。全くうれしくなくて、こんなにテンションが下がるのかというくらい暗くなった。そして、いつものように私の空気を察してなのかわからないが、こういうメールを送ってきたくせに週末会いに行っても、同居だとか、私の家に一緒に住むとか、一切彼の方から話を切り出して来ないのだ。私は嫌なので、話を切り出したくはない。そういう私の気持ちを知らないのか、本当に自分から何もしようとしない奴は、私が一緒に住むにはどうしようかと切り出すのをきっと待っていたのだ。

この憂鬱があったからか、旦那の家にもう行く気力もなくなり、自分の家に彼を呼び出して話合おうとしたのだが、自分の体が拒絶するのか、あまりの頭痛で一度話し合いはキャンセルした。

年が明けて(まだ今年の話なんですね、、、)話合った時も一番腹がたったのが、常に受け身の彼の姿勢とコミュニケーション不足のひどさ。彼の就職も親のコネ入社なのだが、

「今回こっちに戻って来れたのも、お父さんが会社の人に頼んだから?」と私が聞くと、「多分、、、」と彼が答えた。それすら、一緒に住んでいるのに親にも確認せず、暗黙の了解になっている彼の家のいびつさに吐き気がした。

そして、その話し合いで、結婚してから今まで私が感じていた気持ちや、その気持ちのため、親との同居も、私のマンションで一緒に住むこともしたくないこともはっきりと話した。

「じゃあ、どうしたらいいのか、、、」と彼は困り果てていた。

もう離婚しか道はないのに、彼のダメさと彼の両親とコロナのせいでその後半年も離婚までに時間がかかってしまった。

自由に過ごせる週末が楽しみで、最近は仕事をしています。あー、離婚してよかった!

続く

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