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その先を考える

昨日の夜
子どもたちが、私の作ったものを
一口も食べない、という事件が発生。

ここ何日か、
そういうことが続いていたので
あまりにも悲しくて、疲れて
いろいろ考えて

「これからは、ご飯にかけるだけで美味しく食べれるものや、パンを用意しておくから
自分が食べたいものを、自分で用意しよう」
と提案。

それがきっかけで
パパから叱られ
泣きながら、謝ってくる子どもたち。

けど、
そうじゃないの。
伝えたいことは
このママの悲しさだけじゃなくて

その先のこと。

ママはね、
スーパーで並んでるお野菜やお肉を見ながら
何を作ろうかなぁ、って買うの。
おじいちゃんやおばあちゃんたちが作ったお野菜をもらっても、そう。

それから
お料理をして、お皿に盛って並べる。
けど、みんなが食べなかったお料理がある。
それは、その後どうなる?

ママが頑張って、食べてしまうか
それでも無理だったら、棄てることになる。
そして、その棄てたものたちは
ゴミ収集車のお仕事をする人たちが
臭い匂いがするものでも、ちゃんと集めてくれて
焼却場で燃やす。
燃やせば、火が出て、
煙が出る。
その煙は、どこへ行く?

ママはね、そんな先まで考えた時に
「じゃあ、スーパーでそのお野菜たちをママが買わなければ、
他の誰かが、買って、お料理して、
もっと美味しく食べてくれたかもしれない。」
って思うの。

そう、泣きながらお話した。

子どもたちも
泣きながら
何度も頷いてた。

いただきます
ごちそうさま

この言葉の先には
何がある?

それを、少しでも考えられる人になって欲しい。

そう伝えた。

そんなふうに、子どもたちと
大切なお話をできた次の朝。

上2人の娘たちが
協力して、早起きして
卵焼きを作ってくれていた。

こんなに美味しい卵焼きは
なかなかないね(^^)
と、
久しぶりに、温かな朝ご飯の時間でした。

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