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シンガーソングライターのコニー・タルボットが新曲とともに新たな幕開けへ

“別れ”をよりユーモアに表現した“Easier Pretending You’re Dead”

国際的に称賛されているシンガーソングライターのコニー・タルボットは、新たな時代への準備を整えた。間違いなく彼女自身のものである、暗く不吉さをも感じさせる “Easier Pretending You’re Dead”は、この期待に溢れた方向転換のベールを脱いだところだ。同時に、かつてのコニーを封印し新たなコニーへと進化したところでもある。

“Easier Pretending You’re Dead”は、コニー自身の言葉で表すと「暗い子守唄」だ。感情をかき立てるようなメロディーを織り交ぜ、心地よい歌声のボーカルでこの曲の魅力から逃れられなくしている。聴く人の力強さや個人の力を引き出すような魅力に溢れた “Easier Pretending You’re Dead”は、別れや困難な状況に直面した人の心を和らげる、まるで解毒剤のようなオルタナティブポップと言えるだろう。

さらに詳しくコニーが語ってくれた。
「この曲は別れに対する向き合い方をメタファーで表現したものです。決して心地よくないこのような問題に、私はユーモアとドラマをもたらしたいと思いました。この曲は暗い子守唄のようなものですね。初めは邪悪に聞こえるかも知れませんが、曲の中には、物事を手放すことで得られる力強さも込められています。この数年で私自身が成長する中で感じた想いからこのメッセージが生まれました。私を縛るものを手放し、音楽的にも変化してきたと思います。こういった音楽をずっと作りたいと思っていました。」

バーミンガム郊外の小さな町でで生まれ育ったコニー・タルボットは、幼い頃から「音楽とは人々に何かを伝える力がある」と理解してきた。そしてまさにそれを体現したのは、2007年、コニーが6歳の頃に「虹の彼方へ」で世界中を驚かせた「ブリテンズ・ゴット・タレント」だった。
現在、20年近くの時を経て22歳になったコニーは、この数年でどんなアーティストになったのかを世間に披露する準備ができている。

デビューアルバム「Over The Rainbow」をリリースしたのはコニーが6歳のとき。このアルバムは、イギリスではゴールド認定、東南アジアでは驚くべきことにプラチナステータスを達成し、数々の史上最年少記録を獲得するという偉業を成し遂げた。アジアやアメリカをツアーし、G20サミットでも歌を披露している。

ここ数年間は、コニーがシンガーソングライターやミュージシャンとしての技術や経験を磨き上げ、自身の「音楽」を模索する期間となった。
そして2023年、その「音楽」とともに、自立したアーティストとして、コニーは4曲組のEPを発売する予定だ。

コニーの言葉によれば、このプロジェクトでコニーは自分の言葉で率直に表現することができるようになり、よりダークな音楽の側面を試すことができたそうだ。それは6歳のコニーが知ることができなかった側面である。「ついに自分だけの音が見つかったな、と思います」

(記事元: FIZZY MAG)