note de 小説「時間旅行者レポート」その6
「Hi.
ボクは、オリバー。
ミヒャエル・オリバー
と申します。
あ、あの…ですね」
すると甲高い声が
ボクの終わりを
待たずに
「あぁ、Herrオリバー!
お電話 Danke shÖne
お待ち申し上げて
おりました。
上役から聞いています。
必ずご連絡を
頂けることも。
そして?
本日のご要件は?」
と告げた。
たじろぐボクをよそに
既に研究所サイドでは
話が進んでいる
らしい。
そんな口調での
応対だった。
「そ、そうなんです。
昨日のお約束どお