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初のビブリオバトラー
初の香芝市民図書館でのビブリオバトル
宣伝も力を入れてなかったので
あまり人も集まっていないだろうと高をくくっていた
図書館に着くと、ドアの前には人だかり

二週間前の話では、集客が全然できていないと言っていた
図書館の話では、ほぼ申込者はいないそうだ
河合さんもひとりひとりに声をかけないと集まらないと言っていた

それなのに、たいしたものだ
市長の福岡憲宏さんの顔もみえる
しっかり進行役もやっている。
河合さん、意外と進行役もできるやん

紹介本

発表者は7人 観戦者は20人ほど、図書館関係者を含めると30名
いよいよ発表の時間だ
ジャンケンで発表順を決めるという

発表はジャンケンで勝った人からの順番だ
今日はなんだか調子いい
運良くジャンケンに勝った

特に、何を話そうか決めてなかった
その時までは
そして、何を話そうか話ながら決めた

本のタイトルを言わないで発表を終わる
なんだか格好いいかも?!と思ったので
タイトルを話さず自身の体験から
創造してもらおうと話をすすめていた。

気がつくとあと一分しかない
体験だけで本の内容を全く話していなかった
ちょっとさわりだけでもと
思いながら話をする
少し持ち時間がオーバーしそうになり
タイムアウト

発表内容
ボクは、この本のタイトルに目がとまり
思わず買ってしまった
今朝、その本の帯をみると20万部ベストセラーと書いていた
発売日は2019年7月
買ったのは4ヶ月後の11月
その時にはすでに13版で20万部突破のベストセラー
今は50万部を突破しているそうだ
そんなことを始めに話した。

そして、体験談について話した。
Teach for japanという教育団体でスタッフをしていたこと
学校に登校しない中学生の子供達に勉強を教えるということ
スタッフが教えるのではなく国公立の大学生を先生にして子供達に教えること
親はネグレクト、バイリンガル、生活保護を受けている
まともに働いていない親を見て育っている子供達
未来に希望が持てず不登校になる

学校に行っても授業を聞かずに寝ているだけ
保健室登校の子供達
授業を受けるのは、わからないから苦痛なだけ
その少年達に夢を持たせ高校受験を合格させるまでの経過を話した

ちらっと時計をみると4分が経過し
持ち時間も1分となっていた

このままでは、本の内容も話せないまま時間が過ぎそうだ
中学生と年齢が近しい大学生が一生懸命を教えることで
この先生のためならと子供達も受験にも励み合格していくこと
合格率は9割を超えること
そんなことをはなす
最後にやっと、本のタイトル『ケーキを切れない非行少年たち』を紹介できた。

質疑応答は、3分。残り時間30秒をのこして終了した。
時間が余ったのはボクだけだ

使われた本は、7冊

紹介本


集計の結果
チャンプ本は3冊。
再度、投票して
又も同点本が2冊となる
この2冊がチャンプ本であった


自身に投票すれば結果が変ったかもしれないと思う。
少しチャンプ本になれなくて残念だが
ケーキを切れない少年がこんなにも沢山いると言うことを紹介できて
そして、この子達を理解する努力をして
支援してほしいと言うことをお話しすることができたので
幸せである。

そして、市長の福岡さんもこの本の紹介に努めてほしいと
言われたことに感謝だ

取りのおいしいところは市長が持っていった
市長も本の紹介をしたのだ
『ハムレット』について
わずか7文字で本の紹介をした
それは、ライオンキングと同じ内容だと説明された
ライオンキングなら知っている
なるほどライオンキングなら7文字だ

ビブリオバトル終了後に嬉しい話が舞い降りた
それは、青少年育成活動をされている保護司会の方と
お話ができたこと

※保護司とは
更生保護の中心となる活動で,犯罪や非行をした人に対して,更生を図るための約束ごと(遵守事項)を守るよう指導するとともに,生活上の助言や就労の援助などを行い,その立ち直りを助けるものです。


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