見出し画像

三好長慶への想いと執筆のインスピレーション

インタビュアー :  梶正人
  2023年夏
ライブラリーBAR昭和ファクトリー
オーナー:マキプさん

前回、ライブラリーBAR昭和ファクトリーに、チームWESTリーファシ彗星のメンバーとおじゃましてEXPO2025プロデューサーの本で読書会を開催しました。そのあと、オーナーのマキプさんにインタビューをさせて頂いた。まちライブラリーを立ち上げた経緯など。マキプさんのひととなりが面白かったので、もう少し聞きたいとおもい再度お願いした次第だ。
(前回の記事は、まちライブラリー探訪記に掲載された 記事はこちら

その後、何をインタビューしようかといろいろと考えた。

さて、ここからインタビューしてみよう!

インタビュアー:「戦国時代の三好長慶がなんで好きなんですか」?と
唐突に聞いてみた。この問いは、マキプさんの本『答えは自分の中にある』のプロフィールに好きな人は三好長慶と書いていたからだ

(マキプさん):笑いながら:えっ、その質問からですか?とすこし、間が開いてから話してくれた。戦国時代が好きで、信長、秀吉、家康といった有名な武将は中部地方に関連しています。が、地元の武将として三好長慶がいたんです。大東市のPRに使われていたこともあって、織田信長に先駆けた戦国時代、最初の天下人であったっていうことを知ってますぅ・・。

世の中的には、あまり知られない存在です。
そんなところからですかね。だけど、信長も好きです。

地元の武将について、歴史講座を主催されている方がいて、そのイベントに参加しました。お話をきいて、すぐにサインをしてください。と言って、ついでに一緒に写真を撮りました。

わたしが大東市に住んでいることもあり、地元の武将に関心を持ちました。それで、昔の武将に限らず、地元の歴史について市民に近い目線で話せる先生をお招きして,月に一回歴史講座を開催することになりました。

三好長慶の紙芝居もして頂きました。しかし、行政が主催するイベントとは違い、宣伝が難しく、現在は開催を休止しています。

飯盛山には彼の晩年の居城があります。最初は信長以降に石垣が築かれていたと考えられていましたが、発掘調査が進むにつれ、それよりも古い時代の城があったことが明らかになりました。歴史的な発見として注目されています。

(よみがえる飯盛城~「天下人」三好長慶 最後の居城より)

インタビュアー:地元の歴史に興味を持たせるためにも活動されているんですね。
(マキプさん):はい、地域の人々にも歴史への興味を持ってもらえるよう努めています。地元の武将を通じて地域を盛り上げることも目標のひとつにしています。

インタビュアー:執筆のきっかけについても教えていただけますか?

(マキプさん):私は寡黙な性格で、自分の想いを言葉にするのが難しいと感じていました。そこで、日記ではなくエッセイや考えを非公開のノートに記していました。それは十代の頃から始めており、祖父の手帳を見つけたことも執筆のきっかけの一つでした。書くことは好きなので、それが仕事になったらいいなと思っています。

インタビュアー:現在の活動や将来の夢についてもお聞かせいただけますか?

(マキプさん):私は地域の活性化に貢献したいと考えています。現在はライブラリーBARのひとつにレンタルキッチンを運営しております。その場所をカフェを開業したいと思っている方々に対してアドバイスや支援を行い、彼らを一日店長としてお貸しすることもあります。

インタビュアー:チームエキスポ(※1)についてもお話しいただけますか?

(マキプさん):チームファクトリーでは、チームエキスポをやるために作ったわけではなくてメンバーを集めようという想いが先にありました。地域で様々な活動をしている方々が集まり、アイデアを出し合い、共同で活動しています。チームで応援し合える環境は素晴らしいですね。チームファクトリーの活動を広めようとしたときと時期が重なってチームエキスポの活動をするようになりました。

(※1)チームエキスポ
2年後大阪で開催される『関西万博2025』開催テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿ったチャレンジを行っているグループが参加できるという企画が「TEAM EXPO 2025」昭和Factoryは2022年8月に「チームファクトリー」を結成し9月に登録されました。

インタビュアー:最後に、ひのマルシェ(※2)のイベントを通じて願いがかなうような活動をされているとお聞きしました。

(マキプさん):そうですね。ひのマルシェを通じて地域の人々が願いや目標を共有し、実現できるような場を提供したいと考えています。参加者を募集していますが、一人では前に進むのが難しい場合もあるため、共同で目標に向かって支え合う環境を作りたいと思っています。

(※2)ひのマルシェ
出店条件は「みんなと仲良くできる人」ゆるっとつながり、関わり、拡がる。収益よりも、人の輪の拡がりを目的としたマルシェです。

インタビュアー:素晴らしい目標ですね。マキプさんの今後の活動に期待しています。ありがとうございました。

マキプさんの豊かな世界観や、地元に対する深い愛情、そして自らの創作活動や将来の展望について、感銘を受けました。彼女の作品からは、人間の複雑な感情や物語が紡ぎ出されていることがうかがえます。これからもマキプさんの新たなる挑戦に期待し、その魅力的な世界を楽しみにしていきます。

竹千代の城 (PCP文庫) Kindle版
MEMORY: 私を生かしてきた言葉たち (PCP文庫) Kindle版

前回の記事 ”ライブラリー BAR 昭和 Factory 探訪記はこちら

#ライブラリーBAR昭和ファクトリー #まちライブラリー #TEAMEXPO #三好長慶 #飯盛城 #マキプ #ひのマルシェ #WESTリーファシ彗星 #天下人 #飯盛山


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?