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晴美ちゃんのマイカルテ

大腸がん治療履歴

 2020、1月下旬
下血により近所のクリニックを受診
市立病院受診、即入院
大腸がん(原発巣は下行結腸、肝臓と肺に転移あり)ステージ4と診断

 2020、2月上旬
開腹手術を行う
原発巣とリンパ部を切除

 2020年5月頃
全身化学療法開始
Folfoxiriアバスチン 11クール
(5FU+イリノテカン+オキサリプラチン+アバスチン)

有害事象はオキサリプラチンによるCIPN、手足の先のしびれ
末梢性感覚障害、末梢性運動障害共にCTCAEグレード2

CIPN対処治療薬
牛車腎気丸、メチコバール
サインバルタ(30mgまで増量)
タリージェ(20mgまで増量)
ほとんど効果なし(あくまでも自覚症状)
現在タリージェを朝5mg、夕10mgで服用中

2021、10月より人参養栄湯を追加
2021、12/7よりサインバルタ併用開始(ちょっと効き始めています)

2020年9月
コンバージョン成功
開腹手術にて肝切除、残肝約55%、予後良好

2020年10月
腸閉塞で入院、これは仕方ない

 2020年12月
術後化学療法5FU→1月末終了

2021年2月
経過観察開始

 2021、9月
CTとPETにて腹膜播種確認(再発)
抗がん剤2次治療開始
レジメンはセツキシマブ+ビラフトビ
セツキシマブは週1回外来点滴投与→12/7より2週間に1回ビラフトビは朝に300mg服用

 

現時点で11クール終了(セツキシマブの投与回数)

5回目でCT撮影をして、評価は縮小しているとのことです。
10回目も同様、縮小傾向

 副作用は皮膚障害と聞いていたので、ヘパリンクリームを塗布しています。
顔に僅かながらの皮疹あり
番の悩みは両足底の冷感。
氷水につかったくらい冷たいです。
ちょっとずつマシになっているかも
(2021、12,20

薬剤師から人参養栄湯を勧められたので服用を開始。
薬剤師からは長期間服用してナンボと指示あり

タリージェも朝5mg、就寝前に5mg→10mgに増量して様子観察をします。

タリージェ+サインバルタ併用を12/7から開始
ふらつき僅か。続ける価値あり。

 
PSは2次治療開始からずっと1です。

特記事項
薬情(2021、12、20現在)

セツキシマブ静注(250➡12/7より400 隔週火曜
ビラフトビカプセル
75mg×4錠=300mg朝のみ
人参養栄湯、朝昼夕の食間
タリージェ朝食後5mg、夕食後10mg服用
サインバルタ朝食後20mg
イルベサルタン

 

以上


これは、がん治療の押川勝太郎先生が薦める「マイカルテ」です。

薬情を書くことで薬の名前副作用に目を向けられる

時系列での治療経過を知ることで、患者が治療戦略の立案に参加できる。

アウトプットすることで、問題が整理できる

マイカルテは、患者の治療参加を促し、問題解決に繋げるツールです


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