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令和4年度 先進的省エネルギー投資促進支援事業

令和4年度 先進的省エネルギー投資促進支援事業の公募が始まっています。
期間は、5/25〜6/30(17:00必着)

対象設備は、以下の4種類
 a 先進設備・システム
 b オーダーメイド型設備
 c 指定設備
 d EMS機器

それぞれ、単独あるいは組合せで申請できます。
お勧めは「c 指定設備」(C 指定設備導入事業)の単独申請です。

補助事業の実施団体である環境共創イニシアチブ(sii)が予め定めた指定設備へと更新する事業 区分で、要件は「siiが定めた基準を満たす更新すること」となっており、満たしているか否かは、ポータルサイトで、導入予定設備の稼働時間等を入力すれば、自動計算されます。

申請手続きは非常に面倒なので、設備を売り込みたいメーカーが代行することが一般的。で、普通は、来年度も同じような補助事業があるからといって、前もって準備をしておきます。公募期間は短いですから。

ですが、C 指定設備導入事業であれば、自社でも対応できるレベル。メーカーが対応してくれればラッキーですが、締切に間に合わせることもできるでしょう。思い立って実施できる、という点がメリットです。

加えて、補助金限度額は、最低が20万円、最大一億円。
指定設備には、産業で使用しているような機器はほぼ揃っています。

安価な設備の更新でもOKです。
予算化していなくても、年度内に実施可能な設備も多いでしょう。
なので「思い立って」実施できる、C 指定設備導入事業がお勧めなのです。

ただ、補助額は定額なので、ポータルで確認の上、実施するか否かを判断してください。

注意しなければならないのは、「更新」事業であること。
新設は対象外です。中古品もNGです。

ところで、この補助事業、中小企業や個人事業主であれば、補助率は10/10。
(C 指定設備導入事業及びD エネマネ事業除く)なので、問題ありません。

しかし、補助率が1/2や1/3などが一般的です。
つまり、自社でも1/2や2/3の資金を準備しておかなければならないのです。
さらに、下限額が1,000万円などだと、1、000万や2,000万が必要なのです。

加えて、高価な測定設備が必要になったり、不要になったからと言って、除却するにも制限がかかって自由にできない。縛りが多いのです。

とはいえ、もらえるのであれば嬉しい補助金。
来年以降も実施されるでしょうし、さらに充実されるでしょう。
GHG削減につながる補助事業情報を、これからも発信していきますね。

なお、以前ご紹介しました、環境省の「SHIFT事業」もお勧めです。
参加に当たっては、検証機関による検証も受けます。
自社の排出量算定業務を経験できます。

当方、検証経験もありますので、ご相談に乗ることもできます。
お気軽に、ご連絡ください。


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