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銀行口座の解約の際ご注意

はじめに

 同じ銀行に複数の(異なる支店にそれぞれ)口座を持っていたのですが、各行一口座だけでいいやと。要は普段使ってない銀行口座の解約です。その過程で、何それ?ということや、銀行による違いがありました。同じようなことをお考えの人への参考まで。

経緯

 その昔、他の事業場に人事異動すると「交通費他の立替金は、近くの××銀行の口座に振り込むことになっているので、口座作りなさいよ」と指示されたものです。ー-今はどうなんでしょう。異動のたびに口座を作らないのかな--
 かつ、バブルで銀行がバリバリ元気だった頃は、口座開設するだけで、いろいろお土産もらえたものでした。代表的なのは、CMに出ている芸能人のテレカとか(モノによっては高値取引の対象になっているようです)。なので、支店違いの複数口座を作ることは、むしろ喜んで!みたいな感覚でした。
 時は流れ、もう立替金清算することもなくなりました。同じ銀行に2つ(以上)口座がある意味はもはやありません。それどころか、長年動きがない口座からは、手数料とるぞと宣告されても不思議ではない時代になりました。そろそろ、1銀行1口座にしようと思い立ち、行動に移したのでした。

三井住友銀行の場合

 まず、三井住友銀行。口座解約はアプリから「各種手続」の中でできるとのこと。そのための条件は、解約する口座の残高が0であること。これについては、残す方の口座にお金の振替をするだけ。手数料等はなし。さあ、手続開始。特に迷うことなく、アプリでの処理は終了。後日「処理済みました」手紙が来るそう。通帳、印鑑もって窓口へは過去のこと。何とも便利になったものですね。

三菱UFJ銀行の場合

 続いて三菱UFJ銀行。こちらで、先に解約する方の残高を振替にて0にしておきました。さて、解約するには?なになに、「簡単手続アプリ」なるものをインストールして、それで行うのだそうな。「別途アプリでお手続きできます」なんて晴れがましく言ってんじゃねーよ。「お手数おかけしますが・・・」と言い訳くらいしてしかるべきじゃねーか。三井住友銀行は普段のアプリで完結なんだぜ。とか突っ込みたくはなりましが、さほどの手間はなく。インストールして、指示に従って最後の確認画面。そこで「利息が残っていますが、これはどこそこに寄付とさせていただきます」と。
 何!残高0にしたのに利息!何それ?今一度残高確認しましたが、残高はやっぱり0.これってどういうこと?と混乱しましたが、未記載分だったのですね。そういえば、利息は毎年2月と8月に記載されていた。じゃあ8月。利息が記載された後仕切り直しだねと、今回の作業は中断。でもでも腑に落ちません。ごく小金とはいえ、自分のお金。その使途を何だってよそ様に決められるんだ?おかしいじゃないかと少々ご立腹。

銀行も変わってしまったのか

 銀行はお店を閉めてからお金の計算をする。そこで1円でも合わなかったら、合うまで計算する。それまで、どんなに遅くなろうとも誰も帰れない。そこで、じゃあここは俺が1円出しとく(or あんたに1円あげる)よ。なんてことは絶対許されない。額の大小ではなく違わないことこそが大事な世界と、子供のころから聞かされてきたものでした。なのに、利息分は私らが預かって良きに計らうからヨロシクねって、何だヨ!と思いました。
 その後、待てよと。三井住友銀行にも未記載の利息があるはずだ。こちらも毎年2月8月に記載されていたような。。。もしかして、うやむやなまま没収?三井住友銀行こそもっとひどい?

アッパレ

 しかしながら、数日後三井住友銀行から、解約処理終了しました手紙が来ました。その中には、未記載分の利息がいくらいくらあって、これは清算しました(具体的には、残った口座に加えました)という記述。残高確認をしたら、確かに入金がなされてました。やっぱり、銀行たるもの、うやむや・テキトーなことはしないんだと感心した次第です。
 私の印象の中では、総合的に 三井住友銀行 >>> 三菱UFJ銀行

結論

  1. 今や、アプリ上で口座解約ができる、ことが普通 か も。

  2. 解約する口座の残高を0にしておくことからスタート。

  3. しかしながら、未記載の(残高に反映されていない)利息というものがあり、それは時期が来ないと表に出てこない。かつ、その分の扱いは銀行によって違うようだ。

  4. うやむや、あるいは素知らぬ顔で没収ということは、さすがになさそう。

  5. でも機械的に、[次へ][次へ]・・[同意しました][同意しました]・・[確認しました]・・とやってしまうと、自分のお金が、自分でコントロールできないところに行ってしまうこともあるようだ。

  6. 焦らず、急がずやりましょう。


今般の経験により、こんなことがわかりましたので、ご参考まで。


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