映像を作るときに重要なこと

☆内容

これが最優先です。ここがなおざりとなった表現が散見されます。それは空虚です。※自戒を込めて

☆構成(構造)

次いで重要なのがこれでしょう。「なにをどの順番で伝えるか」です。

☆語り

少し踏み込んで、誰が、どのような視点でどう、「語る」かが重要です。

☆文体

さらに具体的な表現として、テンポ・複雑さ・雰囲気や感情のトーンなどを選びます。

語りや文体は、ごく身近な表現においては無自覚的に選んでいることが多いです。とくにセンスが良いとされる方の中には、息をする様に適切な選択を選び取ることができる人もいます。

ここまでが映像表現にとって最も重要な要素だと思います。

その他

ここから先は、それぞれの表現力を担保するものですが上記のものほど優先順位の高くないものです。例えば、撮影技法/照明技法/編集技法/音響効果/視覚効果など、狙いの表現の視覚的・聴覚的な比喩にあたる部分です。


まとめ

いかがだったでしょうか?賛否あると思いますが、言葉を選びながら書きました。"映像を作る時の"と題してはいますが、これは「ある程度以上の時間的な長さを持った表現」一般の議論です。

抽象的な主題から具体的な技法への流れは、制作作業の流れそのままです。つまり、ぼくにとっては制作のフローそのものが重大な関心ごとみたいです。

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