ココフォリアv1.27.0のメモ

ココフォリアv1.27.0のメモ
無料版を利用している個人の感想
適当です。

参照
https://ccfolia.fanbox.cc/posts/6701227



1.もう「しまう」をしなくていいぞぉおおおおおおお!

- 盤面上の駒を右クリックで「自分の駒にする」ことが可能に

https://ccfolia.fanbox.cc/posts/6701227

あまりにもでかい。
コマを右クリックして出るメニューから[自分の駒にする]の項目が出現。
これからはもう場の駒を自分のものにするためにわざわざ[しまう]しなくていいんです。


2.ダイスロール演出

ちょっとウザくなったよね
ルーム設定[高度な設定]から[旧ダイス演出を利用する]をオンにすると昔のままにできるよ。


3.ダイスロールボタン

クリックすると1d6とか1d100とか自動入力してくれる魔法のボタンが現れた!
ちょっとしたときに便利だからいいと思うよ。


4.bcdice3.11.0に対応

いくつかのシステムが追加されたよ


5.ルーム変数

従来、キャラコマにて[ステータス][パラメータ]などの変数が定義できた。
これによりSANなどの任意の文字列を変数として、数字や文字列を代入することができた。

たとえば、SAN値50をSANというステータスとしてで定義してるキャラが、CC<={SAN}というメッセージを送信すると、CC<=50に変換され、判定ができるようになるであったり、
NPCのセリフで「{PC}くん」といれておいて、パラメータとして変数にPC、値に有明と定義すると「有明くん」に変化することを利用して、セッションを超えて少ない編集でセリフを使い回しできるようにする工夫があった。

そんなココフォリアの変数だが、ここにきてルーム変数という概念が現れた。これは、各キャラコマのステータスやパラメータよりも上位の変数だ。キャラコマで定義していない変数でも、ルーム変数で定義すれば適用できる。

5-1.ルーム変数の使い方(描写やセリフの使い回し)

先ほど言った通り、{PC}という変数を用意してキャラコマで定義することによって描写やセリフの使い回しをしやすくする方法があったが、この定義をルーム変数で行うことによってさらに管理がしやすくなる。

旧来の方法の問題は二つあり、一つはシナリオテキストでは使えないこと、もう一つは発言するNPCが多いと、その全てで変数を書き換えるのが手間になる可能性がある。

これらを一気に解決するのがルーム変数だ。ルーム変数を定義すればシナリオテキストでも{PC}が使える。さらにはすべてのキャラコマにもこの変数を適用することができるので変数の変換が一回で済む。

なお、このルーム変数は/varコマンドで変更できる。

5-2.ルーム変数の使い方(目標値があるタイプのシステム)

旧来、S.W.2.5などのシステム(判定のロールに2dなど共通ダイスコマンドが設定されている、かつ判定の目標値が毎回変わるシステム)では、
ロールをする時は2d+固定値だけでロールをし、2d+固定値>=目標値でロールをすることはほとんどない。(目標値が毎回変わるため)

よって、成否の判定は手動(といっても数字を比較するだけだが)であり、クリティカルやファンブルも手動で判定している。

これはBCdiceの仕様として2d6などの共通ダイスコマンドは<=や>=などがないと判定として認識されず、判定として認識されないと成功/失敗の表示はもちろん、自動成功/自動失敗すら表示されないのだ。

これによってなにが起きるのかというと、CoCセッションでは当たり前のように使われるクリティカルカットインやファンブルカットインは、S.W.2.5では使われない。

それが!解決される!

これはココフォリア公式のFANBOX記事に添付された画像をみてもらうのが早い。

{目標値}という変数をルーム変数に定義し、その値を判定が発生するたびにコマンドで変更すれば、今まで以上に気軽に2d>={目標値}のロールができる。

こうすることで、成功/失敗の表示はもちろん、自動成功/自動失敗の表示もできるし、クリティカル/ファンブルカットインが入れられるようになる。
さらにはこの目標値の変更コマンド(/var)は前回アプデのクリックアクションと合わせれば十分に実用に値する。
ソドワGMはぜひ導入を検討して欲しい。

追記

今回検証して初めて発覚したが、どうやら変数の優先度はパラメータ<ステータス<ルーム変数のようだ。
つまり{SAN}という変数を、パラメータで40、ステータスで30と入れるとステータスの30が適用されるし、さらにルーム変数で50と入れると50が適用される。
これを使えばCC<={幸運}とか、CC<={クトゥルフ神話}とかをあらかじめチャパレに入れさせておいて、いざという時に判定値を変えるというドッキリができたりする。

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