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SIerとしての使命:直接訪問で見える次の一手

12月に入り、主要なお客様に来年の卓上カレンダーを持参しながら、年末のご挨拶を開始しました。 ※すべてのお客様を訪問したいところですが、時間の都合で回り切れず申し訳ありません。

現在、打ち合わせはWebミーティングで気軽に行える時代となりました。そのため、「直接お会いする」こと自体が、特別な体験になりつつあるように感じます。

Webミーティングでは、用件のみを話して終わることがほとんどです。雑談で盛り上がる機会は少なく、深い話や本音が聞ける場面も限られています。

しかし、直接お会いすると、話が自然と脱線していく中で、お客様の課題や取り組み、さらには本音まで伺えることが多々あります。このような対話は、非常に有意義で貴重な時間です。

例えば、お客様が現在抱えている課題や、その課題に対しての取り組み状況をお聞きして、自社がその課題に対してどのようにお役に立てそうかを考えることができるのは、直接会うからこその大きなメリットです。

また、わざわざ訪問してくれる相手に対して悪い気はしないものです。その場でお客様に少しでも有益な情報を提供できれば、次回も気持ちよくお会いしていただける可能性が高まります。

私たちSIerにとって、お客様から頼りにされることは何より重要です。常にお客様の関心事にアンテナを立て、先回りして情報を提供する姿勢が求められます。

もちろん、お客様の方が詳しい分野も多々あります。それでも、伺ったキーワードや話題はすぐに調べ、次回はさらに関連情報を提供できるよう心がけています。このような取り組みを通じて、自分たちが次にすべきことや、今足りないものが見えてきます。

直接お会いすることは、単なるご挨拶以上の価値をもたらす重要な活動だと改めて感じています。