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Low Back Disorders(Stuart McGill) 

こんにちは。

講習会でよくお話が出てくる腰痛における権威 Stuart McGill博士。
腰痛に対して世界中の方々が参考にされている著名人です。

いくつかの講習会に参加したあと、上記本を読み直してみましたが、また違った捉え方ができ新鮮でした。

Stuart McGill博士の日本語訳はこれだけ

腰痛を保存療法で改善すべく、深い洞察と長年の研究でまとめられた一冊。内容は専門的になってしまうので割愛いたしますが、施術に関わる方は是非読んでいただきたい一冊です。

講習会等でよくお話が上がり、高名な方が参考にされているMcGill博士の考えは、さぞかし難しい内容となっているだろうなと予想していましたが、読んでみてビックリ。非常にシンプルで分かりやすいものでした。

ただ、そのシンプルな考えの裏には科学的根拠があり、その考えを裏付ける数多くの研究を自身で重ねたうえ、自らも臨床を重ねたものだったので多くの方が納得・参考にされたのだと思います。

アナトミー・トレインや運動力学を原点として臨床に取り組んでいるので、説得力が高いです。

そしてプログラム内容は非常にシンプル。
腰痛リハにおける「McGill  BIG3」は誰しも知っている動作なのですが、そこまでに至る評価を重要視しているところは改めて患者さんの観察の大切さを認識しました。

いくつになっても勉強です。
定期的に読み返し、基本を身体にしみこませてゆきます!

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