【#COP15現地レポ】ユースマーチ(12月10日)

12月10日、私はこの日開催されたマーチにGlobal Youth Biodiversity Network(G Y B N)のメンバーと共に参加してきました。

Global Youth Biodiversity Network (GYBN)
生物多様性の損失に対して取り組む世界各国の若者から成るネットワーク。生物多様性条約の公式のユースプラットフォームとして、数多くのユースが条約のプロセスに参画できるよう活動を実施している。実際の交渉の場面では、ユースとしてまとめた意見を発言している。

マーチは、遅々として議論が進まないCOP15に参加している各国のリーダーたちに対して、メッセージを伝えるために実施されたもので、3500人以上が参加する大規模なものとなりました。参加者はユースのみならず、先住民族グループや市民環境保護団体など多岐にわたります。

極寒の中、街を練り歩くGYBNのメンバーたち

GYBNは、①Stop the Same (同じことを繰り返さないで)②Right and Equity(権利と衡平) の2つのメッセージをラップのリズムに乗せて訴えました。

Stop the Sameには、環境問題が世界的にも共通の課題として捉えられ、様々な保護活動が展開されているにも関わらず、企業や政府は環境破壊につながる行動をやめないことから、これまでと同じことの繰り返しをやめて環境を良くしようという願いが込められています。

今回のマーチに参加する中で、はじめは各団体がそれぞれの意見を声を張り上げ主張していたのに、次第にユースの主張に共感した人たちが一緒に声をあげてくれるようになり、最終的には最初の倍以上の人数に膨れ上がっていたことがとても印象的でした。

ポスト2020目標も全員が賛同し、一緒のゴールを目指せるものになればと思いながら、採択までの過程を見守りました。

理事 芝崎瑞穂

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