【#COP15現地レポ】サイエンスフォーラム(12/13)

12/11~12にかけてサイエンスフォーラムが行われており、私は、その中でも「自然がもたらすポジティブな未来への可能性」という若手研究者や学生向けのセッションへ参加しました。

このセッションでは、若手研究者と大学生・大学院生が生物多様性の価値を再発見するための議論を行うことを目的としています。このセッションでは、東京大学のグローバルリーダー育成プログラムから4人が登壇し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、地域主導で自然を活用した解決策(NbS)を育むための学際的なアプローチを大学の研究室や地域プロジェクトの事例を交えて紹介していました。

発表を行う登壇者の方々

その中で、大学は以下のような理由から様々な観点で生物多様性保全に取り組むことができる環境であることを学ぶことができました。
・リビングラボ(発信・共有によりイノベーションを育む)としての機能
・都市緑地の構成要素としての機能
・市民科学の拠点としての機能

生物学から生物多様性という言葉に触れ始めた私は、本当に様々な形で生物多様性を見出すことができることに非常に驚きました。大学という存在だけ見ても、敷地内の生物多様性や大学で生まれる科学技術や、イノベーションによってもたらされる多様性もあるのです。ぜひ、この記事を読んでくださった皆さんも身近な生物多様性を見つけてみてはいかがでしょうか?

政策提言統括 髙田健司


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