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『 チューリップ大作戦/01 』

私が今住んでいる地域は、福島県須賀川市のうち旧「長沼町」です。
隣り合う旧「岩瀬村」の地域と合わせて、過疎地域に指定されました。

周りを見渡すと、山、森、畑、特に田んぼが広がっています。

田植え前の田んぼ

昨年まで住んでいた福島市は果樹畑が多く、時期になると一斉に花が咲き、果物が実り、彩りのあるイメージが強いです。
色彩豊かな風景はどこかウキウキした気持ちにさせてくれます。

そんな風景をお散歩の中に取り入れたくて、お散歩コースにしている我が家の畑の一角に花畑を作ることにしました。

子どももよく知っていて、絵にも描きやすくて、見栄えがいい花といえば「チューリップ」かなと思い、まずはチューリップ畑からチャレンジです。

5歳の娘も巻き込んで植えたのですが、娘の希望もあり、120個ほど植えることになりました。
(最初はその半分以下の予定だったのに娘に「これだけ?」と言われてしまったため・・・)

チューリップが大きくなってくると、そのうち地域内の方々も「チューリップ伸びてきたね〜」と会うたびに声をかけてくださるようになりました。

徐々に大きくなってきたチューリップたち

満開になる頃には「綺麗に咲いたね〜!」「楽しみにしてたよ!」「綺麗だったから写真撮っちゃった!」と、喜んでくださる方がたくさん!
いつの間にかプチお花見スポットになっていたようです。

色とりどりのチューリップ

花は刈り取った方が来年も元気に咲くということだったので、刈り取りをして、たくさんのチューリップをお世話になっているご近所の方々におすそ分けしました。

刈り取ったチューリップ

おすそ分けに行った際に、「話には聞いてたけど、そこまで見に行けなかったから嬉しい」とお話ししてくださるおばあちゃんがいました。
「花畑を見られなくて残念」と思っていた方に届けることができて、私もとても嬉しかったです。

我が子のためにと思って始めた取り組みでしたが、思いのほか地域の方々からの反響があったことが驚きでした。
今年限りでは勿体無いので、また来年もたくさんチューリップを咲かせようと思います。

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