■主に仕事や資本主義、その他書かずにはいられないことについて書いていきます。 ■名前は、スピノザが提唱したことで有名なコナトゥスが由来です。コナトゥスとは、端的にはそうせずには存在を維持できないことを表します。ここでは、書かずにはコナトゥスを維持できないよ、と思って書くようなことをちりばめています。 ■初月無料、2か月目以降は月100円ですので、お気軽にご参加ください。
初月は無料、2か月目からは月100円ですので、お気軽に閲覧ください。
株主還元について書きたい。 世の中、PBR、ROEなどという単語をよく聞くようになりました。株主還元が流行っているようです。少し調べてみますと、プライム上場企業の平均配当性向はJPXの調査によると、2022年度に35%前後の実績です。つまり配当性向30%というのは既に標準になっているのですね。もっとも、プライム上場企業の2022年度の平均営業利益率は6.4%、平均ROEは9.2%ですので、この基準に達しているかどうかが、まずは基本となります。
ブルシット・ジョブについて書いていきたい。 この言葉を生んだのは、アメリカの文化人類学者・デヴィッド・グレーバーだ。グレーバーが著書『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論』で提唱し、有名になった。この本を出版する前に、彼が2013年8月にネットで「ブルシットジョブ現象について」というエッセイを発表したところ、とてつもない反応があった。そのことから、彼は研究をすすめることとし、2018年に本が出版され、2020年に邦訳され、そしてコロナになって、より注目を浴び
資本主義について、書いていきます。資本主義への理解を深めて頂き、よりよき生の実現に貢献できればと思います。今回は、タイトルの「資本主義からは逃げられない」をテーマに書いてきます。 まず資本主義でよく言われる上部構造、下部構造についてです。経済や文化、社会制度などあらゆる物事において、大きくは経済の仕組みである下部構造が全体感を定めると言われています。二元論で物事を捉えすぎるのはよくない面もありますが、資本主義が浸透するにつれて、この捉え方はますます的を得たものとなってい