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2-2.採卵1回目/採卵当日

採卵当日

2024.4.20
朝9:00にクリニックへ行く
そのため夫は早めに家を出て
駅で合流して大事なカップを預かり
私一人で向かう予定だ

まだ肌寒い春だったから
預かった後のカップはひと肌の温度を保たねばならないと言われた
紺色のビニール袋に包まれたソレを
夫は片手で鷲掴みにして改札で待機していた
私はソレを小脇に抱えて
小走りでクリニックへ向かった


いざ採卵

クリニックに到着して予約カードを通す
すると奥に進むよう指示が出て
ほどなくして名前が呼ばれた

薄暗がりの部屋にベッドが10台ほど並んでいて
私以外にも人の気配を感じた
私より早い時間の人なのだろう
その日は私含め3名の採卵があるようだった

術着に着替えて待機する
初めてのことだから
ものすごくそわそわしていた

痛いのだろうか
ちゃんと採卵できるのだろうか
ダメで元々か
などネガティブな考えばかり浮かんでくる

そんな中
「とりあえず1回目やから体験くらいに思っておけばいいよ」
と夫からのLINEがあり、なんだか気が抜けた

それから私の順番が回ってきた

感想としては
とにかく前処置が痛かった
でもその後は局所麻酔と静脈麻酔を併用して
採卵術をしてくれるため
ガチャガチャしている感覚はあるけど痛みはない
それが救いだった

先生の反応もなんだかイマイチで
不穏な感じが初見の私でも感じ取ることができたその勘は的中することになる


採卵後はベッドへ

静脈麻酔下で処置を行うため
しばらくは動くことができないため
ベッドへ移動してもらってゆっくり休む
目が覚めたら採卵結果を先生から聞いて帰る
それまでひとまず眠りについた

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