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東海道53次の旅 三重県日永追分〜関宿 2022.11.26

今回の東海道の旅は、11 月 26 日(土)~11 月 27 日(日)の2日間で三重県の日永追分駅前から鈴鹿峠を越えて滋賀県を目指します。金曜日の夜は四日市市内のホテルに前泊して臨みました。

26 日は早朝「あすなろう鉄道」に乗って日永追分駅下車。ここから今回の東海道の旅が始まります。

初日は追分駅から関宿までの予定です。ここまでは関西本線が平行しているのですが、関から先は約 30 キロ先の滋賀県の水口までは鉄道駅がありません。そこで初日の行程は関宿までとしました。

四日市の日永追分から関宿まで。
この先はいよいよ鈴鹿峠を越えて、滋賀県に入ります。
初日の総走行距離 28.7km
所要時間 6時間34分



さて宿泊ですが、本当は関宿か或いは少し手前の亀山辺りにしたかったのですが、ホテルの予約が全く取れません。元々宿泊のキャパが少ないところに旅行割が発表された後だというのも影響してるんでしょうか。毎日予約サイトでチェックしましたが、どうにもなりません。

仕方なく、電車で小一時間戻って四日市の宿泊としました。ここも予約には苦労しましたが、粘り強く空きをみつけてなんとか遠征メンバー全員がそれぞれベッドを確保することが出来また。

しかし、電車の移動と言うロスは生じるものの、たくさんの飲食店がひしめく四日市の夜は、旅の中継点としては悪くなかったと思います。この近鉄四日市の駅前の繁華街はとても賑わっていて、少しレトロで昭和の匂いも感じられて妙に懐かしい。夜遅くまで街には人が溢れるていて、いい感じでした。

翌日は朝8時半にあすなろう鉄道の四日市駅に集合しました。関東からやってきてホテルに前泊した人3名、地元に住んでる人2名、そして静岡から早朝に駆けつけた人1名の計6名が無事集まりました。

今回の追分からの道は、国道1号線にはほぼ沿っているけれど、昔ながらの風情のある田舎道を進んで行きます。宿場に入ると道幅もあまり広くなくて、また古い建物もたくさん残っていて昔の宿場の風情が感じられました。

初日のゴールとなる関宿は、本当に宿場の街並みが良く保存されていてテーマパークのよう。しかしテーマパークと違うのはそれぞれの家にはちゃんと人が住んでいて、日々の営みがあるというところでしょうか。古い家屋の前にピカピカの車が置かれていたりするけれど、この街で人が暮らしているというのは、なんだかぬくもりのようなものも感じられて、良い感じでした。

新幹線を名古屋で降りて、近鉄名古屋駅に入りホームを見ると豪華な特急が停車中。これに乗るのかと一瞬思ったが、これでは無かった。ちなみに、これは大阪〜名古屋間を走る「ひのとり」と言う超豪華な特急でした。
私が四日市まで乗ったのはこれ。
「ひのとり」に比べるとやや普通だけど、これもなかなか快適な特急でした。
快適な全席指定の室内です。
一夜明けて、あすなろう鉄道四日市駅から追分駅へ向かう。
幅の狭い狭軌鉄道。座席は左右1列ずつ。
9月に終了した追分駅が今回のスタート。
こんなのどかな風景の中を進む。
「うねめ」と読むそうです。千葉人の私には馴染みのない地名です。
東海道を石薬師宿に向かう。基本的に、国道を走る区間はほとんど無い。
「歴史と文化のまち石薬師」
石薬師の街並み
川の向こうに一里塚っぽいのが見える
石薬師の一里塚
一里塚跡と言う標識だけのところが多いが、こうして木が植ってたりすると、テンション上がる。
いい感じの田舎道
庄野宿の街並み。カーブしてるところが街道っぽくていい。
和田の一里塚。ここはもう亀山だ。
なかなか立派です。
東海道からはちょっと外れて亀山城址に足を伸ばす。
亀山宿は46番目の宿場だそうです。
あと7つ!
亀山に入ると、風情のある建物が多くなる。
旧佐野家
亀山宿
野村の一里塚
ここは今までで一番立派かもしれない。
樹齢400年のむくの巨木です。
ここは江戸から105里目。
亀山から関宿までへの道。距離は5キロくらい。向こうに見えてきたのは、翌日超える鈴鹿峠の山並みだろうか。
関宿入り口
関宿、流石の風情です。
関の一里塚。実はちょっと見落として通過してしまい、500mくらい戻った。
映画のセットのよう
桶屋さんかな
スイーツのお店。
時間があれば寄ってみたいけど。
2階の展望室から
本陣です
JR関駅。
無人駅です。
駅前を通る国道1号線。
四日市から29キロだ。
関駅夕景
関から亀山までは1両のディーゼルカー。
ディーゼルエンジンの音が懐かしい。
亀山駅で乗り換えて、四日市まで戻る。
関〜四日市はJR西日本、亀山から四日市はJR東海。関から四日市までは会社がまたがるので、suicaが通しで使えない。
夜遅くなっても賑やかな四日市の繁華街。


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