H29(2017)_Ⅱ_1_6(短繊維の効果)

注意事項

・答案例の文字数は技術士解答用紙の文字制限を満足しています。
・答案例は,既往の技術図書等や過去に私自身がA判定を頂いた記載例を参考に記載していますが,仮に同じ問題が出た場合に,本答案例をそのまま記載した場合においても、A判定を確約するものではありません。あくまで参考としてください。本コンテンツ使用に伴い損害が発生した場合においても,一切の責任は負いかねます。
・可能な限り公表されている技術図書や記載している参考文献先を確認しながら書いていますが,記載の内容に技術的観点からの誤り等がありましたらご連絡下さい。事実確認後,必要に応じて返金対応等致します。
・より優れた記載内容等がありましたら,補足等に追記していきたいので,有意義なご連絡お待ちしています。
・無断での複写、転載を禁じます。

問題

Ⅱ-1-6 コンクリート構造物又はコンクリート部材に短繊維を使用することによって得られる効果を2つ説明せよ。また,どちらか1つの効果について,その効果を得るために使用される短繊維の種類と特徴,並びにその短繊維を用いた繊維補強コンクリートの製造上の留意点を述べよ。

参考文献

『短繊維の効果,短繊維の種類,特徴,製造上の留意点』
土木学会:コンクリート標準示方書「施工編」2017年 P265 6章 短繊維補強コンクリート

ポイント!

 短繊維の効果は,コンクリート標準示方書「施工編」によると力学的特性の改善,爆裂の抑制,剥落の防止と大きく3点になります。ここでは,力学的特性の改善を取り上げています。コンクリート標準示方書「施工編」が手元にある方は,短繊維の箇所を見れば回答できると思います。文章化が手間な方は答案の参考としてご購入ご検討頂ければと思います。一応補足に,爆裂の抑制の場合も記載しています。

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