H25(2013)_Ⅱ_1_8(高強度コン)

注意事項

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・可能な限り公表されている技術図書や記載している参考文献先を確認しながら書いていますが,記載の内容に技術的観点からの誤り等がありましたらご連絡下さい。事実確認後,必要に応じて返金対応等致します。
・より優れた記載内容等がありましたら,補足等に追記していきたいので,有意義なご連絡お待ちしています。
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問題

Ⅱ-1-8 設計基準強度50~100N/mm2クラスの高強度コンクリートについてそのフレッシュ時及び硬化後の性質を説明せよ。また,その性質を踏まえて,製造又は施工を行う上での留意点を述べよ。

参考文献

【フレッシュ時,硬化時の性質】
土木学会:コンクリート標準示方書「施工編」2017年制定 P245 4.2 高強度コンクリートの性質
【製造時の留意点】
同上:P246 4.3.2 骨材
【施工時の留意点】
同上:P251 4.6 施工

ポイント!

 特殊コンクリート(高強度コン)の問題です。結合材が多いため,アルカリ量が多くなることや粘性が高いことや,耐久性は高いものの爆裂の危険性が増加すること等抑えればよいかと思います。留意点は,その性質を踏まえた対策として,アルコツへの対策や施工時の流動性確保,爆裂抑制の観点を含めるとよいと考えます。上記参考文献を確認頂ければ問題なく解けるかと思います。文章化がお手間な方はご購入検討頂ければと思います。

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