H28(2016)_Ⅱ_1_5(塩害,アルカリシリカ反応)

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※R2(2020)_Ⅱ_1_4_③(アルカリシリカ反応,新設),R1(2019)_Ⅱ_1_8(塩害,加速期・劣化期),R1(2019)_Ⅱ_1_8(塩害,潜伏期・進展期)等,の内容と一部重複しますので,その点にご了承の上ご購入下さい。

問題

Ⅱ-1-5 鉄筋コンクリート構造物の主な劣化機構であるアルカリシリカ反応,塩害,中性化の中から2つを選び,それぞれについて劣化メカニズム及び新設構造物に施される対策を説明せよ。

参考文献

『塩害』
劣化メカニズム:
土木学会:コンクリート標準示方書「維持管理」2018年制定 P131 Ⅰ編 劣化機構 3章 塩害
コンクリート工学会:コンクリート診断技術 2017
対策:土木学会:コンクリート標準示方書「設計編」2017年制定 P156 3.1.4 塩害環境下における鋼材腐食に対する照査
『アルカリシリカ反応』
劣化メカニズム:
土木学会:コンクリート標準示方書「維持管理」2018年制定 P184 Ⅰ編 劣化機構 6章 アルカリシリカ反応
対策:土木学会:コンクリート標準示方書「施工編」2017年制定 P67 4.3.3 コンクリートの劣化および物質の透過に対する抵抗性

ポイント!

  劣化機構はコンクリート標準示方書(維持管理編),新設時の対策は,同(設計編)に記載されていますので,ご確認下さい。なお,いずれも劣化の主たる要因となる「水」に関する記述は加えたほうがよいかと思います。

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