あいちトリエンナーレの問題点――大村知事リコール推進派の主張

リコール推進派が主張する問題点

リコール派の主張をまとめるとあいちトリエンナーレ2019で発生した課題は大体この三点に集約される。

・津田大介氏を芸術監督として招いたこと

・表現の自由と政治的プロパガンダを混同した展示内容だったこと

・税金が投じられた公共の芸術祭で特定の思想(反日思想)を広めたこと

そもそも、あいちトリエンナーレって何ですか?

トリエンナーレとは三年に一度行われる芸術祭です。

2007年に当選した当時の愛知県知事、神田真秋氏の芸術祭の開催と言う公約からこの芸術祭は始まっている。

第一回目は、2010年のトリエンナーレが開催され、以後三年毎に行われている。

公式HPの開催目的を確認すると

新たな芸術の創造・発信により、世界の文化芸術の発展に貢献します。
現代芸術等の普及・教育により、文化芸術の日常生活への浸透を図ります。
文化芸術活動の活発化により、地域の魅力の向上を図ります。

――あいちトリエンナーレ公式ホームページより引用

個人的な解釈だが、芸術を軸にして、その開催年ごとのテーマを決めたお祭りに近い。

通常の美術館では展示されないような芸術作品の展示、街をキャンバスに見立ててのライブドローイングといったパフォーマンス、映画の上映、マスコットキャラクタのパフォーマンスなどがこれまで行われてきた。

詳細はWikipedia――あいちトリエンナーレをご確認ください。

あいちトリエンナーレ2019

最初にあいちトリエンナーレ2019に対する一般的なリコール支持者の意見を掲載する。

どうしてこうなったのか?

あいちトリエンナーレ2010の芸術監督だった建畠哲が委員長を務める芸術監督選考委員会の不透明な選出過程により、芸術監督に津田大介氏が選ばれ。実行委員会の会長である大村知事の承認を受けた。

トリエンナーレの企画立案の全権を持った津田大介芸術監督によって「表現の不自由展・その後」という展示が企画された。

「表現の不自由展・その後」の詳しい内容を誰も知らない状態で予算がおりた。

実行委員会の会長で内容を知っているはずの大村知事が展示内容、予算等を承認した。

予算には国からの補助金や愛知県民の県税、名古屋市民の市税が含まれていた。

共催の名古屋市の代表で会長代理職にあった河村たかし名古屋市長に一切の相談もなく。大村知事の独断専行によって決裁されたのである。

津田大介とは何者か?

まず基本を押さえておきましょう。津田大介――wikipedia

実際のところはメディア受けのいい反社会活動家である。

あくまで個人的な意見であるが、津田大介は日本人でありながら反日思想――愚かな日本人は滅びるべきである――を持ち、自分が生きている間はたっぷりと儲けさせてもらうことを公言してはばからないサイコパスだと考えられる。基本的に自分本位であり、他人がどうとかは考えない。

そんな人物にトリエンナーレの全権を渡し、追認した大村知事の責任は重いと考える。

表現の自由と政治的プロパガンダ

高須克弥院長や百田尚樹先生、竹田恒泰先生など日本の右派と呼ばれる人たちは「県民の税金を用いて天皇陛下の写真を燃やすのはけしからん」として立ち上がったのは、ご存じだろう。だが、本質はそこではないと思っている。

愛知県民の税金が政治的プロパガンダーー政治的な意見広告に使い込まれてしまったことである。特定の思想、考え方を広めるのがプロパガンダの目的だ。

・天皇陛下の写真を燃やし、燃えカスをさらに足で踏みにじるパフォーマンス動画

・尊い命を命を散らした特攻兵を愚かな日本人と揶揄するオブジェ

・東日本大震災被災者を揶揄するパフォーマンス映像

・平和の少女像という名の慰安婦の彫像

これらの作品は検閲を受けたことも無ければ撤去されたこともない。

このように、あいちトリエンナーレは「表現の不自由展・その後」によって乗っ取られ、日本を貶めようとする勢力の宣伝の場と化してしまったのである。開催目的すら忘れられてである。

「新たな芸術の創造・発信により、世界の文化芸術の発展に貢献します」は表現の自由の名を借りた政治的なプロパガンダによって歪められた。

「現代芸術等の普及・教育により、文化芸術の日常生活への浸透を図ります」は現代芸術の名を借りた政治的パフォーマンスを喧伝する場となっってしまった。

その結果「文化芸術活動の活発化により、地域の魅力の向上を図ります」は愛知県が政治闘争の場として用いられることで魅力を失っているのである。

つまり、大村知事と津田芸術監督によって愛知県民とあいちトリエンナーレは反日思想家たちにいいように使われたという事だ。

大村知事によってあいちトリエンナーレは破壊された。

大村知事による言論弾圧と印象操作

あいちトリエンナーレ2019の内容が明らかになり、電話での苦情が主催者側に殺到したが、愛知県はきちんとした対応を取らないばかりか、言論弾圧を始めた。

上のツイートのように受け付けた電話を無断で録音、切り取って編集し愛知県のHP上に抗議者に無断で掲載した。あくまでも抗議した側が悪者と決めつけられるように印象を操作した上で公開した。

J-CAST NEWS 不自由展への「電凸音声」公開→削除 クレーム当事者、愛知県、法律家...それぞれの見解を聞いた 

これは言論弾圧であり、愛知県民や日本国民の切なる願い「天皇陛下の写真を燃やす展示をするな」「慰安婦像を展示しないでほしい」と言った声を無視するだけではなく、そういった声を上げる人を弾圧したのだ。

さらに大村知事はTwitterで知事へのお願いをツイートしたユーザーもブロックし始めた。「ツイッター上で私に対し、いわれなき誹謗中傷、ヘイト的発言をされる方に対してはブロック等の措置をとらせていただくことがあります」とつぶやいたのである。

つまり、県民の声を聴かない知事であると公言したようなものだ。

非常時、知事の呼びかけは誰かを救う情報を発信する可能性があるのに、そういった情報を県民に見せようとしない唯一の政治家になっている。(実際粘着質でからんでくるユーザーはこっそりミュートして無視すればいいだけの話)

夕刊フジ 愛知・大村知事「誹謗中傷ブロック宣言」の波紋 「気に入らない表現も受け止めるのが民主主義の原点」大見えを切っていたが

ただ、一人の女子高生の熱意には負けたようである。(コロナ感染拡大期に通常登校を求めていた知事が、一人の女子高生の休校を求める署名を始めようと呼びかけた途端、方針転換する)

都合の悪いツイートブロックの大村知事女子高生に負ける 

リンク先を見ると、知事の矮小な性格がわかるだろう。

大村知事に芸術を扱う資格はあるのか?

あいちトリエンナーレの是非についてきちんと議論がなされないまま、大村知事と愛知県はコロナ対策と称した芸術保護と次のトリエンナーレに向けた動きに出てきている。

愛知県、トリエンナーレ名称変更も イメージ刷新狙い リンクを参照すると愛知県がトリエンナーレの名前を変えて続行しようとしていた。

さらに名前を変えて続行しようとする意見に対しても、


Twitterを巡回するとこんな意見もありました。


既に愛知県の芸術分野が政治との癒着がある可能性まで取りざたされています。

このように大村知事に芸術を扱う資格は無いと私は考えます。

あいちトリカエナハーレに対するダブルスタンダード

あいちトリカエナハーレ2019とは?

日本第一党が「あいちトリエンナーレ2019に対抗する日本人のための芸術祭」と題して開催した芸術祭である。

日本第一党も桜井誠もガチガチの右翼であり、展示内容も韓国がベトナム行った蛮行を揶揄した内容の展示がメインであった。

愛知県女性総合センターで行われたことに対し、大村知事のコメントは以下のようであった。

これを意訳すると反日思想はヘイトではなく当たり前のモノとして受け入れるべきであり、韓国の蛮行を紹介するイベントはヘイトだから許可を与えるべきであったと聞き取れる。

大村知事はどこの国の県知事なんでしょうか?

まとめ

津田大介氏を芸術監督として招いたこと

大村知事が承認を出した芸術監督による暴挙によってあいちトリエンナーレの本来の目的を吹き飛ばし、創造と言う名の破壊がなされた。

表現の自由と政治的プロパガンダを混同した展示内容だったこと

展示内容が政治的なプロパガンダに支配され、表現の自由という名の反日活動が行われたこと

税金が投じられた公共の芸術祭で特定の思想(反日思想)を広めたこと

愛知県民の税金を用いて、好き放題やられてしまったことに加え、それに対して許可を出した大村知事と愛知県議会の責任は重い


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