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大学について⑤〜教育・美術系大学〜

はじめまして!

coMpassのイベントのポスターを主に担当している、下地華菜恵です。
現在、文教大学教育学部美術専修3年です。

今回は、私の通っている教育学部の美術専修について紹介したいと思います。

教育学部の美術専修って?美大・芸大とは何が違うの??といったことを書きます。


まずは、私の通っている埼玉県越谷市の文教大学↓

大学の目の前に元荒川があり、入学の時期になると、土手沿いに桜がズラーっと並んでとても綺麗です。
最寄りの北越谷駅から電車で30分ものれば、国立博物館・美術館のある上野につきます!
(文教生はキャンパスメンバーズという制度に加入しているので、国立の美術館・博物館の常設展が無料!ラッキー!!)

文教大学越谷キャンパスは、関東一敷地面積が小さいと言われています。笑
その分、授業間の移動は楽ですし、人との距離感も(都会と比べたら)近いような気がします。教員養成に特に力を入れている大学なので、教員志望の学生が多く、教員採用試験の対策講座がとても充実しています!

ではさっそく、教育学部の美術専修と美術系学部の違いについて紹介します!


【教育学部と美術系学部の違い】

① 授業内容と授業数

教育学部は、教員養成が目的。美術系学部は美術を専門に学ぶことが大前提としてあります。なので教育学部は教員になるために授業が多くあり、その分美術の授業は少なくなります。

私の学部では、小学校の教員免許を必ず取得しなくてはなりません。
なので、美術以外の教科(国語・算数・理科・社会など)の教科や教職科目も履修しています。また、中高の美術の教員免許も取得するので、絵画・彫刻・デザイン・工芸・美術史などの美術に関する授業もあります。それなりに美術を専門的に学ぶことができるので、大学卒業後に、もっと美術を学びたいと大学院に進学する先輩もいます。

一方、美術系の学部は美術を専門とするので、美術に関する授業が主になります。美術系学部でも中高の教員免許を取得できるので、教員免許の取得を希望したら、教育学部と同様に教職科目の授業を履修することになるので、美術以外の授業時数が増えます。

               (絵画の授業課題:細密画)

② 『広さ』と『深さ』

美術系学部では、入学段階から絵画・彫刻・デザイン・工芸など各領域の専門科目に分かれ、その領域を専門的に深く学びますが、一方、教育学部は絵画・彫刻・デザイン・工芸など各領域を万遍なく広く学びます。これは教員になった際にどの分野でも指導できるように、という理由です。

美術系学部は専門の技術を高めるために深く学ぶのに対し、教育学部では教師になる前提で、広く学ぶ、ということになります。

私は、教育について、そして好きな美術を広く学ぶことができるのでこの大学を選びました。
もともと美術は好きでしたが、大学に入ってから初めて彫刻で粘土を触ったり、石を彫ったり、油絵・日本画に挑戦しています。

                 (絵画:石膏デッサン)

毎回新しいことにトライして、試行錯誤しながら作品製作をしています。教員になりたい、美術に関して色々やってみたい!という人には合っているかもしれません!

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