受験の失敗談〜前回のつづき〜
こんにちは!砂川です。
前回からわたしの受験期の失敗談についてお話ししていますが、今回はその続きです。↓
さて、前回の投稿ではわたしの受験勉強がマンネリ化した原因として2つの要因をあげました。
①変化がなかった
②漠然とした不安に向き合わなかった
②については前回書いたので今回は① についてお話ししたいと思います。
長い受験勉強
すでに述べたように、わたしは割と長い期間受験勉強をしていました。
最初のころは、「知識のインプット」がメインだったので、高校の授業を先取りしたり、日々新しいことを知れて楽しいしモチベーションもありました。
ある程度インプットをして試験問題を解くようになってくると、自然と自分の勉強サイクルが確立されていきました。
学校が終わると塾に行って過去問などを使って勉強して、時間になると帰る、といった感じで毎日を過ごしていましたが、そのあたりから何となくつまらない、マンネリ化した状態が始まったと思います。
毎日を「作業」のように繰り返して、自分の学力が伸びているのか、成長しているのかわからない状態でした。
それゆえに、難しくて解けない問題があると後回しにしてしまう、そのサイクルを「こなす」ことを考えて似たような問題ばかりやる、同じ時間に同じことを繰り返すという勉強スタイルになってしまいました。
そんなことしてると成長を感じられなくなるのは当たり前ですよね。
変化がないということはつまり「止まったまま」ということです。そんなんでモチベーションなんて保てるはずもなく、マンネリ化はどんどん進行していきます。
自分で変化を起こす
そんな事態を避けるためには、自分自身で変化を起こし、成長を感じるしかありません。
とはいえなかなか難しいもの。
そこで、「最近なんかスランプだな」「もうすぐ本番なのに、なんとなく勉強してるな」と思ったときに試してみてほしい方法を紹介します。
1.勉強スタイルを見直してみる
これは比較的本番まで時間に余裕がある人向けです。
みなさんはいつもどんなスタイルで勉強していますか?単語1つを覚えるにしても、とにかく見る、書く、聞くなどいろんな方法があります。
自分にとってこのやり方がもっともいい方法だ、とわかっている人もいるかと思いますが、なんとなくだったり周りの影響で勉強スタイルが決まっている人もいるかもしれません。
一度、自分の勉強方法を見直してみてください。
改善できるところはないか、もっと効率的な方法はないか。
いつもと場所を変えてもいいし、やり方を変えてみてもいいです。
変化がないときというのは頭が固定されて視野が狭まっている状態なので、勉強そのものに行き詰まってしまったら、ちょっと視点を変えて「どうやったら楽しく学べるか」を考えて、いろいろ試してみるといいかなと思います。
特に環境をととのえることは、モチベーションを上げるのに役立ちます。
2.記録する
前々回の不安への対処法でも書かれていたように、「実際に手を動かして書くこと」はとても効果があります。
毎日寝る前に、何か1つでも「自分を褒めたい出来事」を紙に書いてみてください。
例えば
・今日は難易度Cの問題に挑戦した
・昨日解くのに30分かかった問題が10分で解けた
・苦手な科目の教材を5ページ進めた
などなど。
ポイントは
「出来たか出来なかったかは問題じゃない」「なるべく具体的に書く」という2点です。
あくまで目的は「変化を感じる」ことなので、記録の中身はできるようになった、成長したことはもちろん、「挑戦した、がんばった」ことでも構いません。
自分やるやん!褒めよ!と思えるようなことをめちゃくちゃささいなことでいいので書いてください。
何もなかった1日でも、「とりあえず1ミリくらいは動いたな」と思えればオッケーです。
また、漠然と「〜を頑張った」と書くのではなくて、どのくらいやったのか、どれだけ変わったのかをなるべく数値で表すようにすると、自然と定量的な部分を意識するようになります。
マンネリ中は思考も定性的な方に寄りがちなので(特にわたしは)、ちょっと視点を変えるいいきっかけになるかもしれません。
いずれにせよ、自分自身で意識的に変化を起こすようにすることが、思考停止のマンネリ状態から抜け出すコツだと思います。
この記事では2つの方法をあげましたが、別にこれらでなくても、自分で意識的に変化を起こそうと行動した時点でモチベーションはちょっと上がっているはずです。
悩んだときは相談もよし!こちらまで!
これから本番を迎えるみなさん、悔いなく力が発揮できるように応援しています!!!
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