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ことのはいけばな’22 立春 第一候『東風解氷』2・4〜

花を活けるように、言葉を三十一文字ほかの器にのせて活ける。はなとことばを立てて相互記譜。七十二候のことのはとはなの旅。


*歌つくり人間以外のものとなる

*木蓮の花弁の傷にふれるまい

*木蓮のレンゲで春を掬わんと

*木蓮のコートはだけてことのほか

*木蓮も裳裾ひらいて東風まねく

*如月に衣を脱いで粋だねい!


*木蓮の花弁の立ちて囲いたる厳かに溢る蘂守らんか

*紅季三寒四温で烟り立つ

*飛び立たん孔雀比婆にも光羽
*如月の上昇気流や孔雀比婆

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