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ことのはいけばな’22 雨水 第6候 『草木萌動』2/28〜 

花を活けるように、言葉を三十一文字の器にのせて活ける。はなとことばを立てて相互記譜。七十二候のことのはとはなの旅。

赤坂氷川神社花活け教室「はなのみち」第5季も最終回。タイトルは「紅匂う」とした。
修了生みんなと、この季最後の「めぐり花」。3色の菱餅に因んだ器には、桃、雪柳、菜の花、ラナンキュラス。

いちはやく花の灯りを灯してむいでくる春の呼び水なるらん
雛の花常若の花それぞれのさす花さす花夕波こゆる
貝合わせ蜃気楼の夢とりどりの底つ国辺に比奈の彩り
ひなの国面影のくに母のくに海山恋し尋ねてゆかむ
飛び跳ねて行かんとすなりとりどりに機銃掃射のあの空の果て

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