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ことのはいけはな 白露 第44候『鶺鴒鳴』

鶺鴒の尾を振り誘うも一つの辿りえぬ道真昼の星座
空にみつ山の懐虚空蔵鶺鴒の声印むすぶ日よ
あっちへこ…こっちへこ…と黄鶺鴒羽音のみして
空みつの山より千切れ黄鶺鴒虚空の貴石和毛残して
愛らしき思わせぶりの鶺鴒の石橋叩き芝の浮島
鶺鴒の振る舞いの指す別の道有ると思えば辿れるものを

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