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政治評論家、一般社団法人JCU議長「あえば直道」がトランプ大統領、応援する訳とは?詳しく解明します。

新型コロナウイルスによって2020年のアメリカ大統領選挙は、これまでとは違う選挙戦を余儀なくされています。普通であれば再選が有力視されるトランプ大統領が苦戦を強いられる状況になっており、日本やアメリカのメディアではトランプ危うしの見立てを述べている状況です。そんな中で、一貫してトランプ再選を信じ続け、発信を行っているのが一般社団法人JCUの代表理事を務めるあえば直道さんです。あえば直道さんがなぜそこまで断言できるのか、それはトランプ大統領が当選する過程を見ていたことも大きく関係しています。

状況は4年前と似ている

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10月の時点でバイデン氏が優勢で、トランプ氏が苦戦を強いられる状況となっていますが、実は4年前の同じ時期もクリントン氏が優勢でトランプ氏が劣勢と言われていました。この当時、共和党全米委員会顧問を務めていたあえば直道さんは、どちらが勝つかは五分五分だとインタビューで答えています。この理由として、日本へやってくる情報にバイアスがかかっていることを挙げます。支持率などを伝える際にはアメリカメディアが伝えている支持率を引用する形で日本で報道されます。しかし、アメリカメディアはこの時からトランプ氏を嫌っている部分があり、民主党のクリントン氏に色をつけるような支持率になりやすいような発言をしており、実際の世論調査の傾向とは違うことを指摘していました。そのメディアでトランプ氏が猛追しているということは、五分五分なのではないかとあえば直道さんは指摘していました。そして、クリントン氏に数々のスキャンダル、健康問題があることを指摘し、説明責任が問われるのではないかと分析します。結果的にそのスキャンダルに足を引っ張られる形となり、あえば直道さんが思い描いた通りの結果がもたらされました。
クリントン氏からトランプ氏へシフトするようになったのは10月中旬で、現状に当てはめればバイデン氏が優勢の状況からいくらでもトランプ氏へ雪崩を打つ可能性があることを示唆します。

4年前とは違う部分はあるが

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オクトーバーサプライズと呼ばれる、大統領選の10月に起こるスキャンダル報道がまだ発生するのではないかとも言われ、トランプ氏の再選の可能性はないわけではない、むしろ高いのではないかとあえば直道さんが考えるのは自然です。ところが、4年前と今とでは違う点があることも指摘しています。それは郵便投票です。実は9月から郵便投票が行われ、新型コロナウイルス対策でかなりの州で郵便投票を行っているところが増えました。トランプ氏をはじめ、あえば直道さんなどは郵便投票では不正が起きてしまうと警告し、郵便投票は受け入れられないという主張をしています。また郵便投票には問題点が多く、不正がしやすいだけでなく二重投票の問題があります。つまり、郵便投票で一票を投じ、また当日に一票を投じることができ、トランプ氏は二重投票ができることをアピールし、それを呼びかけました。当然ながら犯罪であり、とある州の知事は二重投票があれば必ず検挙すると警告を発します。今後バイデン氏が当選した際、この選挙は無効であると主張する可能性が考えられ、選挙の結果が確定しない可能性も十分にあり得ます。
トランプ氏が新型コロナウイルスに感染した際には、すぐに復活し、本当に大丈夫なのかと疑いの目を持つ人が少なくありませんでした。しかし、あえば直道さんはむしろすぐに復活したことがいい方向に働くのではないかと考えています。これにはいくつか根拠があり、1つは経済政策でトランプ氏が失敗していないこと、そして、トランプ氏が復帰後に株価が上がったことなどがあります。株価は国民の本音を示すファクターとも言われ、口ではバイデン氏がいいと言いながらも、お金が絡んでくればトランプ氏に対して好感を持つ人が多いことを示唆しているというわけです。つまり、トランプ氏が新型コロナウイルスに感染し、すぐに復帰をしたことで、これからもトランプ氏に経済政策を任せたいという市場の本音が株価に出た形です。

熱量の違いにも着目

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もう1つあえば直道さん注目しているのが、運動員の熱量の違いです。共和党の運動員は熱心にトランプ氏への投票を草の根で呼びかけているのに対し、民主党の運動員はそこまで熱心な動きは見せていないとあえば直道さんは解説しています。共和党の運動員からすれば、トランプ氏を熱狂的に応援する人が多く、この人にまた大統領になってもらい、アメリカを立て直してほしいという思いがあります。しかし、民主党側は、バイデン氏で仕方ないという考えを持つ人が多いために熱量で負け、それが選挙戦で大きな影響を与えることを指摘します。さらに、あえば直道さんはこれを関ヶ原の戦いに置き換え、熱量がすごかった徳川家康、それほどではなかった石田三成を例に挙げて解説しました。決して諦めるような状況ではない、あえば直道さんはそのように考えています。
こうしたあえば直道さんのメッセージは、現状では一般社団法人JCUのYouTubeチャンネルでしか垣間見ることができません。4年前は積極的にメディア出演をしており、様々な媒体であえば直道さんの名前が登場し、本人が解説することもありました。ところが、新型コロナウイルスの影響もあってあえば直道さんが登場する機会がなければ、新型コロナウイルスの話題などに関心があり、アメリカ大統領選挙への関心が日本でさほど高くないことも大きく影響している可能性があります。あえば直道さんの一連の情報発信は、日本で取り上げられているアメリカ大統領選挙の話題ではあまり出てこない切り口になっていることは確かです。しかも、一般社団法人JCUの代表理事であり、以前は共和党の顧問を務めるなど、いわば現場に近い人物です。めちゃくちゃなことを言っているのではなく、確かな情報をつかんで、それを公開しているのにその情報が日本のメディアで活用されていない現状は歯がゆさすら感じさせます。

まとめ

あえば直道さんは今回の大統領選挙で3回目になりますが、1回目はかなり悔しい思いをし、2回目は本当にうれしそうな様子をブログで書いていました。3回目はおそらく一般社団法人JCUのYouTubeチャンネルでその結果を伝えることになります。その結果がいいものなのか、悪いものなのか、この結果は11月3日以降に分かるはずです。あえば直道さんといえば、慶應義塾幼稚舎時代から苦労を重ね、使命に目覚め、やりたいことに邁進し、事実上裸一貫でアメリカに飛び込んでいき、すぐにコネクションを築いて現在の地位を作り上げた人物です。3回目のアメリカ大統領選挙は、初めて守る側になったことで気合が入っているのは間違いありません。その一方、アジア問題にもしっかりと目を向けており、何をしなければならないかもちゃんと確認しています。どんな結果がもたらされるのか、全世界で注目している状況です。当然あえば直道さんもこの結果に注目し、その結果を受けて、CPACJAPAN2020の準備に入ることでしょう。ただ、どのような結果になったとしてもすんなりと結果を受け入れる可能性は両陣営ともに低く、最後の最後まで大波乱な展開になることは間違いありません。そのあたりまで含めて注目です。

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