ねこ主のススメ：暑い季節のお留守番ねこの水、それで大丈夫？
ねこ用の水の備えは大丈夫？
暑い日のお留守番はもちろん、災害時の断水への対策は、愛猫の健康と安全を守るために欠かせません。ここでは、猫のための水の備蓄について考えてみたいと思います。
うちの猫達は水好き。
ねこはそもそも水を少々飲まなくても大丈夫なんだとか言いますよね。中には水を飲むこと自体が面倒で飲まない子もいるようで、不安になられている主さんも多いとききます。
幸い、我が家のねこさん達は大の水好きでして、シャワーで出してあげるとわざわざ風呂場まで飲みにきたり、器に手を突っ込んで手に滴るお水を舐めて飲んでみたりと色々なスタイルで毎日飲んでます。
最近の傾向では、はちこ、三兄さん、ふたり共、ガラス製の透明な容器がお好みだそうで好んでガラス製の瓶に入っている水を飲んでます。なので我が家ではガラス瓶の水を4か所設置してます（内２つはカリカリマシーンのすぐ横に配置）
お留守番時の災害に備える
水飲み場を確保することが重要です。留守番時なら猶更、猫さん達が安心して水を摂取できるよう、水入れを複数設置し、量的にもしっかり用意してあげてください。
設置場所は、ねこの行動動線上が望ましいです。
行動動線上とは、よく通る通り道とでも思っていただければ大丈夫です。
（トイレに行く通り道、ねこがよく佇む窓辺、ご飯場など）
我が家には２つ猫トイレがあるのですが、その内の１つは１Ｆの洗面所にあり、その直ぐ手前にお風呂場があるのでそちらにも桶に水を溜めて飲めるようにしています。トイレに行くついでに『飲んどこっか♩』となるように意識してたっぷり置いてます。
では、なぜに猫さんにとって水の確保がとっても重要であるかと言いますと
災害時に起こるやもしれない状況考慮してるからです。
外出先で、主さんが災害や事故に遭い家に長期間帰れなくなるなど。一見ありえなさそうなシチュエーションですが、実は実際に起こっているからなんです。
事例１：独居の方で、外出先で脳梗塞になり救急搬送されその後死の淵を数か月彷徨い意識が戻り自宅の猫の安否を確認した際には、時すでに遅しで餓死していたという悲しい事例も。
事例２：実際、わたしも外出先で交通事故に巻き込まれそのまま緊急搬送、その日以来、歩けなかったわたしは自宅には2か月半戻れませんでした。わたしの場合は、意識もある状態で、尚且つ同居の家族が居たのではちこも、「あれ、お母さん帰ってこないにゃ？」程度で家では娘やパパさんと変わらぬ日々を過ごせたました。
水の量だけでは何も変わらないと思う方もおられますが、水が十分あるかないかで生存期間に差が出ます。一日でも無事に生きていてもらえれば、万が一の災害時であっても取り残された家から救出できる可能性が高まります。
お留守番猫さん達のために、水の設置と多めの量の確保更には水の交換も！それら一連の動作はお留守番時の習慣にしておきましょう。
災害時の避難、どれだけ持ち運べるのか
猫が必要とする水の量は、体重に応じて計算します。1ｋｇにつき50ｍｌ程。4ｋｇの猫さんの場合は200ml/日、与えることが推奨されています。避難時には、この量を考慮して愛猫の水の備蓄を準備しましょう。
ストレスで飲まない場合もある
猫がストレスや不安で水を飲まない場合に備えて、シリンジやウェットタイプのフードを用意しておくことが重要です。いざという時には、猫の口元にシリンジをあて水分を含ませる。強制的に与えると後々トラウマになってしまうので口元に少し垂らして湿させる程度から少しずつが与えるポイントになります。
夏場の水分補給にはコレ！
夏場の災害時には、愛猫の水分補給には特に注意が必要です。エアコンもない場所では猫も室内熱中症になることも。それらのリスクを減らすためにも、アクアコールなどの（ねこのポカリスエット）水分補給剤を備蓄しておくことをおすすめします。アクアコールを200ｍｌの水に溶かすだけ。夏場は脱水症をおこしやすい愛猫の安全と健康を守るために、これらの対策をしっかりと準備しておきましょう。まだ三兄さんにはあげたことないですが
はちこさんは気に入ってペロペロ舐めて飲んでます。
2024年の夏は、ラニーニャ現象で猛暑なんだとか💦
去年も暑かったのに💦 お留守番猫さんにもエアコン必須になるやもです。
気温管理しながら、水分はいつもより多めに用意していつでも気軽に飲めるそんな環境を整えてあげましょうね。
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