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お子さんの偏食が酷くて悩んでいる方へ

発達っ子育児で必ず悩みの上位に入ってくるのが、お子さんの偏食についての悩みです。

うちの子達も、食べられる物が限られていて苦労しました💦

末っ子は、給食に苦手なメニューがあると、食べられない不安からもう学校に行けません。

そんな末っ子、赤ちゃん時代は離乳食も食べてくれず、赤ちゃんせんべいと母乳のみで生きていました。

当時行っていた児童発達支援で、私も先生に偏食の悩みを相談しましたが、その時の先生のお答えがこちら。

「僕も今までたくさんの偏食のお子さん見てきましたが、健康上の問題があった子は1人もいません」

あ、大丈夫なんや!

と思いました。

偏食の原因は色々ですが、発達っ子の場合、口の中の触覚過敏があると、食感が「苦手」レベルではなく、「苦痛」に感じている事が多いです。

揚げ物の衣が痛い。
トマトのぶにゅっとした食感が気持ち悪い。
納豆のネバネバが恐怖。
辛いものが痛い。
などなど

それは、単なる「好き嫌い」ではなく、私たちの想像を遥かに越える苦痛だと捉えた方がいいです。

トマトが食べられなくても、トマトの栄養素は他で採れます。
(その、他のものがなかなか無くて不安になるお気持ちはよく分かりますが)

先の児童発達支援の先生の言葉の通り、意外と大丈夫です!

なので、苦手をなくそうと、無理に食べさせるのはやめましょう。

ASDの子は、0か100か思考であることが多いです。
「残さず食べましょう」
というルールが一度その子の中に入ってしまうと、

Dead or 完食!

というような極端な思考になりがちです。

大好きな人と囲む食卓が、楽しいものとなるように。
食事が苦行にならないように。

これしか食べられなくても大丈夫!
っておおらかに構えていて欲しいと切に願います。

食事の度に「食べなさい!」って注意されたり、完食するまで食事を終わらせてもらえなかったり。

そういう指導の結果、

会食恐怖症

になってしまうかも知れません。
人前で食事する事が恐怖になってしまう病気です。

うちの長男は、高校での宿泊スクーリングの際、体調が悪くなって、自分は会食恐怖症なんだ、と気づいたと言っていました。

私、特に食べなさい!って言った覚えないのですが、食べられるように色々工夫してた姿が、長男にプレッシャーを与えていたのかも知れません。

せっかく作って食べてくれないとガッカリした顔もしたかもしれない。

特に厳しい指導してなくても、こんな風に影響出ることもありますのでね〜💦
なんせ、
食べられなければ自分は0、クズ、ダメなやつ。
と極端に思いがちなので💦

食べるのって楽しいね😊
美味しいね、幸せだね。

そう思ってもらえるような食卓が、増えていきますように。

その時その子が好んで食べてるものがあるなら、それだけでも大丈夫です。
「そればっかり!」と言わずに食べさせてあげて欲しいです。

ADHDのお子さんの場合

は、ちょっと注意が必要!

ADHDは、報酬系の機能障害です。
どういうことかというと、

目の前の報酬に飛びついてしまう。

って事で、これはそういう障害なので、

目の前に好きなものがあれば、お腹がいっぱいであろうと、食べ続けてしまう。

という事が起こりえます。
なので、見えないところに隠すなど、養育者側の工夫が必要になってきます。

本人の意思で辞めるのは難しいので、そこは支援を入れましょう。

今回は発達っ子の偏食について、書いてみました。
大切なお子さんの健康にも関わる事で、お悩みの方も多い問題かな、と思います。

どうぞ、あなたの肩の荷が少しでも降りて、楽な気持ちでお子さんに向き合えますように✨

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