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ハイブリッドな小学校絵本読み聞かせ活動

私の子どもの通っている杉並区立の小学校では、保護者ボランティアによる朝の絵本読み聞かせがあります(月1回15分)。そして、年度末には土曜日の授業の1コマを使った「読み聞かせスペシャル」が毎年開催されます。ただ、2020年度、2021年度の読み聞かせボランティア活動は、新型コロナの影響を受けて、毎月の読み聞かせは中止が多く、、また2020年度末の読み聞かせスペシャルも中止になっていました。2021年度末の3月の読み聞かせスペシャルは、開催との案内が学校から届いたいのですが、感染対策のため、参加の保護者は最大5名までとのこと。例年は10名ぐらいの保護者が参加したりしているので、、これは大きな制約です。

そんなときこそ、デジタル技術の出番!!。

まずは、読み聞かせボランティアの保護者同士でzoomで打合せをして、どうするか話し合い。当日も、教室は5人でもリモート出演できればいいんじゃないか。

先生と相談して、パソコン/wifiルーターも持ち込んで、zoomとつないで、教室に入れない保護者が、リモート出演すること、ご了承いただきました。

持ち込んだパソコンを教室のプロジェクターにHDMIで繋ぎ、音声もプロジェクターのスピーカーから出します。教室側の音声は、パソコンに外付けしたUSBマイクで拾います。これで教室側の音声もリモートに聞こえるし、リモートの声も教室で十分拾えました。そしてハウリングもなし。前日のリハーサルでこの環境の確認を行いました。

そして、2022年3月12日(土)の本番。教室に5名の保護者が行き、4名の保護者はそれぞれの自宅からリモート出演して、絵本の読み聞かせを実施。教室側で絵本を見せながら、教室とリモートで配役をして読み聞かせる。楽しい絵本や、長編の絵本も、教室/リモートのセリフの繋ぎもスムーズに行き、大成功でした!!

デジタルを活用して、人数制限の壁を突破です。


コミュニティテックSuginami のミッションは「地域でのリアルとデジタルを組み合わせた実践事例を作って、新しい可能性を示していく」ということ。

このミッションにつながる、一つの事例づくりに挑戦してみました。

身近なところ、小さなところから。。。少しずつ事例づくりにチャレンジしていきます。


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