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20代が終わるまで、残り1年を切りました

長田 涼

こんにちは、コミュニティフリーランスの長田（@SsfRn）です。

私ごとではありますが、本日29歳の誕生日を迎えました。もう20代が残り1年しか残っていないと思うと、時の流れの速さに驚きつつも、30代を迎えることが楽しみになっています（周りにかっこいい30代が多すぎる）。

さて、残り1年しかないということで、この1年で大切にしたいなぁと思っていることをつらつら書いてみようと思います。



”暮らし”を見つめ、実行する

この半年ぐらい意識しているのは、「暮らし」を考えること。

そのために本を読み漁ってみたり、自分の家の周りを観察する時間を増やしたり、家の中の環境を整えてみたり、やってこなかった”料理”や”家でのコーヒー”を習慣にしてみたり、できる範囲のことに手をつけてみました。

そのおかげで、少しずつではありますが「自分らしい暮らしとは何か？」という問いへの答えのヒントが見えてきたような気もしています。

ただ、それだけでは僕なりの「自分らしい暮らし」が明確に見えることもないような気がしたので、自分自身に影響が出そうな少し大きいことに挑戦してみることにしました。

それが

①好きな場所に住んでみる
②好きな地方に定期的に足を運んでみる

の2つ。

僕はこれまで住む場所にこだわったことがありません。どちらかというと、”利便性”や”家賃”や”駅からの近さ”といった部分しか見てきませんでした。

ただ、土地にこだわって「近所のここのお店は〜」と、オススメの店や場所を紹介してくれる友人たちのことが羨ましいと思っていたんです。それがあまりできていない自分に対して、薄っぺらさを感じる時もありました。

であれば、一度自分が「好きだなぁ」と思える場所に住んで、その地域の方々と交流して、その魅力を伝えられるようになることに挑戦したくなったんです。ということで、今月中に高円寺に引越すことを決意しました。

高円寺はひとりでもたびたび足を運んでいる好きな場所。好きなお店も多々あるし、銭湯「小杉湯」の場所と人が好きなんですよね。そして、僕にとって都内で一番ハードルが低く地域を感じられる空間でもあると思っています。

②に関しては、先日足を運んだ愛媛がまさにそれ。

この時はなんとなく足を運んだというか、現地で活動している友人に会いにいくことが大目的でした。でも実際に行ってみて、その土地や住んでいる人々に感激し、何度も行きたいと思うようになっていました。

その結果3ヶ月に1回のペースで愛媛に行くことを決めて、現地の皆さんと関係性を育むことに。その結果何が起こるかを、20代の残りの時間で見ていきたいんです。

きっとそこでの気付きが、今後の人生において、かなり大事なものになっていく気がしています。これまでそんなことをしたことがないので、どうなるかがとても楽しみ。


本当に大事にしたいことは何か？を考える

僕は29年間様々な経験をさせていただき、多くの方との出会いがありました。

とにかく自分の中に大量の経験値を蓄積すること、豊富なつながりを構築することを大事にしてきました。「無いより有る」を優先していきたんです。

でも、最近は”手放す”ことが大事だと考えるようになりました。

それは、大事にしたいことを大事にしたいタイミングで大事にできる環境をつくるために必要なことだと思ったからです。

モノでも、コトでも、コミュニティでも、人間関係でも、自分にとって適切な数しか抱えないようにすることを心がけたいなと。

「コミュニティや人間関係を手放す」と書いてしまうと、拒絶するように聞こえてしまうかもしれませんが、そういうことではなく”距離感”の話。

すべてを近くに置くのではなく、ほどよい距離感を保つこと。時には遠ざけて、時には近づける。そういう”距離感”のバランスが、健全に生きていく上で大切なんだなと思うんです。

それを考えていくと、「自分が本当に大事にしたいものは何か？」という問いからは逃れません。

現時点での価値観や、自然と近くに置きたいなと思えることを振り返って、”今”大事にしたいことと向き合う思考の癖を付けていきたい。それが20代のうちにしておきたいことのひとつです。

※手放すことを考えると、いつも頭に浮かぶ鳥井さんの記事


コミュニティマネージャーの可能性を追求する

仕事の部分で言うと、この1年も”コミュニティの人”として突っ走りたいと考えています。

きっと、暮らしの部分でもコミュニティ要素が大きくなっていくはずですし（地域コミュニティ文脈で）、さらにコミュニティの価値を探求する人になっていくんだろうなぁと、自分の姿が容易に想像できます。

その中でも、特に意識的に取り組んでいきたいのは「コミュニティマネージャーの可能性」について。

なぜだか意外と語られないのが、コミュニティマネージャーという存在の価値や可能性。もしかしたらまだ語れる人が少ないのかもしれませんが、コミュニティの世界においてはもっと語り合うべきポイントだと思っています。

この部分をただ語るだけではなく、実践を通じて模索したい。

コミュニティに囲まれている状況を活かしてそれを追求し、コミュニティマネージャーという役割・仕事の魅力を届けられたらいいなぁと思っています。

そうすることで、いいコミュニティの数が増え、結果として多くの方の幸福度が高まっていくから。

コミュニティや関係性を通じて、少しでも日々が充実したり、人生が豊かになったり、幸せを感じたりする人を生んでいきたい。それが僕の根本の願いです。

お気づきの方もいるかもしれませんが、きっと僕は1年ぐらい前から同じことを言っているような気がします。でも、それほどコミュニティについて何度も何度も考えてみても、最終的にここに行き着くんです。

「結局自分がしたいことはこれなんだな」と思えたので、20代の残りの時間もしっかりとここに向き合っていきます。


最後に

ということで、改めて29歳になりました。

僕はこの29年間をちゃんと積み重ねてこれている。それができているのも、自分自身でそう思えているのも、日々僕と接してくれる皆さんのおかげです。

本当に、本当にありがとうございます。

大袈裟でもなんでもなく、皆さんがいるからこそ、今の僕があると思っています。

これからも変わらず日々を積み重ねて、胸を張って誇れるような納得感のある人生を歩みたいと思いますので、今後も変わらず仲良くしてくれると嬉しいです。

それでは！


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