強化理論の活用について

強化理論とは、モチベーションを管理するためのインセンティブの理論である。

そのため、悪いことにも良いことにもインセンティブを与えることで、その行動をより行いやすくなるという傾向がある。

出社時間ギリギリに出社してしまう

もっと余裕をもって会社に出社したいのに、いつもギリギリになってしまう。
その理由に強化理論の作用が働いている可能性がある。
たとえば、会社の就業時間に間に合わず、大きな問題になった場合、翌日は何が何でも遅刻しないように気を付けるだろう。

しかし、一方でもし会社の就業時間ギリギリに間に合い、特に問題が起きなかった場合、「何も起こらなかった状態」にインセンティブを感じることになり、翌日もギリギリに会社に到着するという不条理を繰り返すという行為につながっている。

特に、期待値が低い程多くのインセンティブが与えられるため、家をギリギリに出て間に合って「何も問題が起こらない」ため翌日はさらに遅く家を出てしまう(そして間に合うとさらに大きなインセンティブを感じる)という負のサイクルに陥ってしまう。

強化理論を活用するには

このインセンティブを有効に活用するには、これを逆手にとって自分にとって望む行動をした際に、以下にインセンティブを与えることができるかでコントロールをすることができる。

例えば、
・朝早く起きたら好きなお菓子を食べていいというルールを作る。
・30分早く出社したら、スタバでコーヒーを買う。

などがあたるだろう。

強化理論をもとに自分にとってのインセンティブを設計し、望む状態を作っていってもらえたらと思います。

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