TWO

詩をちまちま上げるページ

TWO

詩をちまちま上げるページ

最近の記事

「窓を開けておく、鍵を開けておく」

未来から来ました 3日前の私です 2023年6月28日 21時29分 そういう矢のような時を過ごしてきた 長い針と短い針のグローバル展開 マクドナルドやアップルの比じゃない 長い針と短い針は進むしかない 乗るしかない 戻らない 降りたらどうなるだろうか 3人くらい私は私になる私と私だった私と遭遇する 途中で降りて サボればいいかもしれない

    • 「消えたくなると生まれてくる」

      生きていたくないなあ、と思うと湧いてくる  前頭葉だけが動いて 逃げ道を探す その余剰エネルギーで言葉が出てくる この地面と大気とオイルサンドの世界から消えたいと90%前後占められると なぜか湧いてくる。だから鍔迫り合いで生き続ける方に軍配が上がる 嫌だなあ

      • 「充全な甘え」

        気が済むまで泣きました 疲れるまで泣きました 抱っこされながらいつの間にか寝ていました 自分できることはする それがいいこと それが成長 明日の時間割を準備すること  自分の話はしないこと 価値がないことと諦めること 甘えてはいけない 駄々をこねてはいけない 物分かり良く静かに していること 甘えきる 充分に甘え切れたらよかった 甘え足りなさで 今辛い

        • 「うっする」

          ああ、また見えなくなった 雲で隠れた また手探りで歩く 石に足を取られないか うんこを踏まないか 穴に落ちないか 曲がり角で人と当たるか 月が見えればそれが頼りになる 歩きやすくなる  満月は終わる 新月が来る 新月は暗い 雲があろうがなかろうが 暗い時は辛い 鬱する 混乱する ごちゃごちゃする 何か 糸口がないかと ぼんやり 思う  うまくいかない しかし 待とう エドモン ダンテスくんのやうに

        「窓を開けておく、鍵を開けておく」

          「毎日」

          毎日しないと 気持ち悪い 歯は磨かないと気持ちが悪い シャワーも浴びないと気持ち悪い ご飯も食べないと気持ち悪い というか生きていけない 詩は書かなくても気持ち悪くはない 筋トレもしなくても 生きていける テニスも 大丈夫 生きることと関係のないことは続かなくても  毎日しなくても気持ち悪くならない もし気持ち悪さを感じたら 生存に関わる1つとして 昇格したことになる

          「毎日」

          「逆説と見当違い」

          売れるほど 悲しくなる 共感されるほど 虚しくなる 「推しの子」「地獄楽」アンドモア 売れなきゃ 今生は幸せ グロス ナショナル ハッピネス 一位 売れるから グロス ナショナル バッド  何が問題だろう 何が間違ったんだろう 遡って 遡って はるか そのまた はるか昔 ああ、穀物作っちゃったか そっからか

          「逆説と見当違い」

          「減らす」

          「減らす」 ゴミを減らす 無駄を減らす 無駄遣いを減らす 失言を減らす バグを減らす CO2を減らす スマホを見る時間を減らす 無駄 無駄 ムダ コスパ タイパ 費用対効果 一番効果的なのは 存在しないこと そうしたら 減らす必要がない  いくら減らしたところで、早晩 0になる ほぼ無限の因果の一本をあげつらったところで知れている ならば 何を減らそうか

          「減らす」

          「散らかる」

          詩、ユリイカ ザ・フェデラリスト ハンドメイドイヤリングの作り方 簿記3級 脳内は、ぼっち・ざ・ろっく 薄い 30000 秋刀魚 散漫 

          「散らかる」

          「上っ面な生活」

          二重のセキュリティーをくぐり抜け 耳の鼓膜が圧迫されるエレベーターに乗り 布団圧縮袋みたいな共有スペースを歩き 洗濯物が吹っ飛ばされるベランダ 掃除が面倒なくらい広い風呂場に脱衣所 剃刀3本 電動歯ブラシ5本 ミノキ3本 雪肌精2本 クリニカ3本 フェイスタオル10枚 デンタルフロス 2個 歯間ブラシ 2セット  歯ブラシストック4本 電気シェーバー 充電器 アイボン1本 1DAYアキビュー 牛乳石鹸1箱 が入る洗面台 ビルイトインガスコンロ(二口)、食洗機もあるよ シンクの

          「上っ面な生活」

          「春って言っときゃ」

          いよいよ春ですね そう言っときゃ春になる 冬に馴染んだばかりなのに 梅は咲くし 目と鼻がむず痒くなるし 「今週が見頃ですね」と言いつつ週末に雨が降って 一気に見頃は過ぎる 春と言っときゃ春になる 言ってるうちに春がくる

          「春って言っときゃ」

          「春」

          走ろうかなと思い立つ 疲れたときこそ、走ろうかなとがんばる サッと走りだすのがいい 「ヨッこら」と落ちついたら行けない 帰ってきた瞬間 「ただいま❗️」「行ってきます❗️」 間髪入れずに走り出ること 疲労はカンパイ 春は三日坊主の大敵 春は習慣の友達

          「春」

          「ピラミッド」

          乾いた粒と湿った粒があって コロコロぶつかって星になって 冷凍シーズンと常温解凍シーズンを繰り返して 水中から陸に上がって 二本足で歩き出して  しばらくは幸せだった 一つところに掃き溜ることになったので上と下ができた 一つはマトリョーシカを作った もう一つはピラミッドを作った

          「ピラミッド」

          「入れ子」

          ドライな粒子とウエットな粒子 (創造主は水分含有量の差?) 粒々がぶつかって 塊ができる 星ができた その先に 脳みそができた 後からできた人間は 右往左往 情報収集 安全確認 劣勢 一発逆転するために マトリョーシカを発明した それで勝った気になっている

          「入れ子」

          「タヅキ」

          都会に来て 生き方がわからなくなりました 会社に入って 自立することが出来なくなりました 石の上にも三年 地球で生きる術を失いました また地球で暮らしていくには コスパを辞めまして タイパと別離しまして 5Gの外へと来ました やっと水が美味しく 仕事が満たされ 生きていくことができそうです

          「タヅキ」

          「ハンデオス」

          スタンプを押してもらうのが好きだった 貯まっていくのが好きだった 押すのも好き 判を押したようなセリフは嫌い はみ出したセリフに耳を入れる 水曜日 可燃ごみ エントロピー放出 ニルヴァーナ 動的平衡 木曜日 ビン、かん さようなら 見えないエントロピーに変換 私のコロニーは判を押す 私のKaiを逸らすものは弾き出される 遂には私も弾き出される

          「ハンデオス」

          「毒‘」

          遠ざかる鏡と 蛇口と わたしの輪郭 嫌な世界と消えていく わたし もこのまま 痺れと 五感の消失とひとまとめで スターターキットみたいに 一切合切 一緒くたに 連れ去ってほしい 痛み全般(足の小指をぶつける痛み、低気圧からくる偏頭痛、食あたり、 精神的痛み・・・痛みは人次第) 痛みも全て溶かして、雲さんと霧ショウさんにやっつけてほしい 消す代わりに副作用がもれなくついてくる エントロピーから無縁な世界は無いかしらん 極楽浄土に行かないとそんな世界へは行けないのか?

          「毒‘」