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【第61回日本人工臓器学会】 ECMOトラブルシューティング動画の制作


第61回日本人工臓器学会(東京開催)におきまして、ECMOの使用方法やトラブルシューティングの動画制作を行いました。

2023年11月9日から11日間東京大学で開催される学会で、医療関係者の皆様
に教材としてもご覧いただきたいECMOのチュートリアル動画となります。

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1.動画制作の背景

コロナ禍において、救命のためのECMOのニーズが増えました。ECMO管理は技師や医師が連携して行うため、日々のトレーニングが必要です。

そこで、ECMO使用時にトラブルが発生した際、迅速に対応ができるように、さまざまなシチュエーションを想定したトラブルシューティング動画を制作しました。

動画制作現場
制作の様子

本動画を活用していただくことで、急激にニーズの高まったECMOの操作方法をさまざまな事例をもとに、医療現場の皆様が学ぶことが可能です。最前線で患者様に向き合う医療関係者の皆様にお役に立てる動画を制作できましたこと、心より感謝申し上げます。

2.医療広報が重要な理由

今や医療広報は当たり前の時代になっています。その理由は、大きく3つです。

まず1つは、医療情報の正確性と信頼性を確保するためです。医療は専門的な分野であり、一般の方々にはあまり身近ではない場合があるため、正しい情報を提供することは非常に重要です。時代に合った方法でしっかりと伝えていくことで、患者さんや一般の方々へのアピールになります。

2つめは、予防や健康増進のための啓発活動の必要性です。
コロナ禍を経て、病気の予防や健康維持がますます重要視されるようになりました。ですが、予防策や健康についての正しい知識を持つということは、一般の人々にとっては難しい課題かもしれません。医療広報は、定期的な検診や予防接種の重要性、健康的な生活習慣の推奨など、予防と健康増進に関する情報を発信することで、人々の健康意識を高める役割を果たします。

最後は、医療機関や医療従事者の存在を知らせる役割がある点です。地域の医療機関や専門医など、存在を知られていない、ということもあるかもしれません。伝えたいターゲットに合わせて、WebサイトやSNS、動画など適切な方法で発信していくことが重要です。

3.コミュデザインが貢献できること

今回の動画制作において、コミュデザインでは、ロケハン、構成台本、撮影のタイムマネジメントなどを実施しました。出演する医師や技師、幹事となった医師の負担を最小限に抑えられたことで、非常に喜んでいただきました。

これからも医療現場の皆様を多面的にサポートできるようコミュニケーションを大切に誠実に努めてまいります。

コミュデザインでは、医療に特化した動画・Webサイト・広報誌・SNS
ワンストップ で企画制作しています。

ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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