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AIとおしゃべり&探究: When, Who, Where, How は、What, Why よりも重要?(なら、ちょっと嫌だな)

発話の適切さを判断するときに、「何を言ったか」よりも、状況(たとえば、「お前がそれを言える立場か」等)を重視する対面でのコミュニケーション場面に出くわして、ちょっとムカッと来てたので、GPTさんにたずねてみました

私:
SNSはポライトネスによる、発話の意味付けの強度(?)が現実よりも多少緩い空間であると言えそうです。

ChatGPT:
確かに、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は現実のコミュニケーションに比べてポライトネス(丁寧さ)による発話の意味付けが多少緩い空間であると考えられます。以下にその理由を挙げます:

1. **匿名性**:多くのSNSでは匿名での発言が可能です。匿名性が高まることで、ユーザーは現実の対面コミュニケーションに比べて自由に発言しやすくなり、丁寧さや礼儀を省略する傾向が強まります。

2. **非対面コミュニケーション**:SNSでは直接対面せずにメッセージをやり取りするため、表情やトーンといった非言語的なポライトネスの要素が欠けることが多いです。そのため、発言がより直截的で、時には攻撃的になることがあります。

3. **リアルタイム性**:SNSはリアルタイムでのコミュニケーションが可能なため、感情的な発言や反応が即座に投稿されることがあり、冷静な思考や丁寧な言い回しが省略されることが多いです。

4. **インフォーマルな環境**:SNSは多くの場合、インフォーマルな環境で使用されます。友人や知人とのカジュアルなやり取りが中心となるため、現実のビジネスやフォーマルな場でのコミュニケーションと比べて、ポライトネスのレベルが低くなる傾向があります。

5. **文化や社会的な規範の違い**:SNSはグローバルなプラットフォームであり、ユーザーは異なる文化や社会的な背景を持っています。そのため、ポライトネスに対する認識や期待が異なり、一律の丁寧さを維持するのが難しい場合があります。

これらの要素が組み合わさり、SNS上では現実のコミュニケーションに比べて、ポライトネスによる発話の意味付けが緩くなる傾向があります。したがって、SNS上での発言は時にストレートで、時には無礼に感じられることがあるかもしれません。


私:
発話の内容が、5W1HにおけるWhatとWhyに当たるならば、ポライトネスはWhen, Who, Where, Howにあたると言えそうです。


ChatGPT:
確かに、発話の内容とポライトネスを5W1Hに当てはめる考え方は興味深いアプローチです。以下のように説明できます:

- **What**(何を): 発話の主題や内容。
- **Why**(なぜ): 発話の目的や理由。

これに対して、ポライトネス(礼儀や丁寧さ)は発話の状況や方法に関わるため、次の要素に当てはまります:

- **When**(いつ): 発話のタイミング。適切なタイミングでの発言は、ポライトネスに影響します。たとえば、適切なタイミングで謝罪や感謝の言葉を述べることは礼儀正しい行動と見なされます。

- **Who**(誰に): 発話の相手。相手の地位や立場、年齢などによって、ポライトネスのレベルが変わります。敬意を払うべき相手にはより丁寧な言葉を使うことが求められます。

- **Where**(どこで): 発話の場所や環境。フォーマルな場面やインフォーマルな場面によって、使う言葉遣いや態度が変わります。例えば、公式の会議と友人同士の会話ではポライトネスの基準が異なります。

- **How**(どのように): 発話の仕方やトーン。声のトーン、表情、言葉選びなどがポライトネスに影響します。優しい口調や丁寧な言葉遣いは、相手に対する配慮を示します。

このように、発話の内容(WhatとWhy)に対して、ポライトネスは発話の状況や方法(When, Who, Where, How)に関わる要素として捉えることができます。ポライトネスがこれらの要素に依存することで、同じ内容でも異なる状況や方法で伝えると、受け取られ方が大きく変わることがあります。


私:
一般社会では(日本社会ではことさら、)When,Who,Where,Howが重視される傾向があると感じます。これは相手への敬意を重んじているとも言えますが、一方で、WhatやWhyに対する敬意を失しているとも言えませんか?


ChatGPT:
おっしゃる通り、一般社会、特に日本社会では、When, Who, Where, Howが重視される傾向があります。これは相手への敬意を示すための重要な要素です。しかし、その一方で、WhatやWhyに対する重視が軽視されることがあるのも事実です。

### When, Who, Where, Howの重視

- **敬意と調和の重視**: 日本社会では調和(和)を大切にし、相手への敬意を重んじる文化があります。このため、発話のタイミング、相手、場所、方法が非常に重要視されます。これにより、対人関係の円滑さが保たれます。

- **社会的ルールの遵守**: 社会的なルールやマナーが厳格に守られる傾向があり、これに従うことで社会の一員としての信用を得ることができます。

### WhatやWhyの軽視

- **表面的な調和の維持**: When, Who, Where, Howを重視しすぎることで、時には本質的な議論や問題解決が疎かになることがあります。これは、表面的な調和を保つために、深い議論や意見の対立を避ける傾向が強くなるからです。

- **創造性やイノベーションの阻害**: WhatやWhyに対する問いかけが軽視されると、創造的なアイデアやイノベーションが生まれにくくなることがあります。重要な問題に対しても、形式的な対応が優先されることがあり、本質的な解決に至らないことがあります。

- **個人の意見の抑制**: 日本社会では、個人の意見や主張が控えめであることが美徳とされる場合があります。これにより、WhatやWhyに基づく重要な意見や批判が表に出にくくなることがあります。

### バランスの重要性

理想的には、When, Who, Where, Howによる敬意や調和を保ちながら、同時にWhatやWhyに対する問いかけや議論も重要視することが求められます。これは、形式と内容の両方を尊重し、建設的な対話を促進するために必要です。例えば、適切なタイミングで、相手を尊重しつつ、核心的な問題に対しても率直に意見を述べることができる環境が理想的です。

こうしたバランスが取れたコミュニケーションが促進されることで、相手への敬意を保ちながらも、重要な問題についての深い理解と解決が可能になるでしょう。

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