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他アプリからスタエフに来た人向け standfmの機能紹介、既存スタエフ民の生態

最近ボイコネのサービス終了の影響で、スタエフに声劇勢が増えました。僕は声劇とか聴くの好きなので、めっちゃ喜んで聴いてます。

このnoteでは、他アプリからスタエフに来た人(特に声劇勢)向けに、よく使う機能の紹介と、既存のスタエフ民の生態について、僕の見えてる範囲で情報共有します。(2023年6月2日の状況)

まず最初、機能紹介から。

最初にやっとくといい設定

匿名レター受け取り拒否設定

マイページ → 設定 → レターの受け取り設定 → 「ユーザー名を表示しているレターに限定」

レターとは、スタエフの他のユーザーに送ることができるテキストメッセージで、ラジオ番組の「おたより」に相当するもの。これをDM代わりに使うこともよくあります。

レターには記名レターと匿名レターがあり、匿名レターはたまに「てめぇどこ中だよォ」的なシンプルな悪口が送られてくることがあって萎えます。匿名レターを受け取るぞっていう強い意志がない限り、記名レターのみ受け取りにしておくと吉。

ギフト(投げ銭)受け取り拒否設定

マイページ → 設定 → ギフト設定 → ギフトの受付OFF

スタエフの収益化方法のうちギフト(投げ銭)だけは配信者が何もしなくてもデフォルトで受け取りONになっているので、ライブ中の投げ銭や、レターに添付されたギフトといった形で、ポイントが入ってくる可能性があります。

声劇勢の人が「商用利用不可の声劇台本で劇をしてる最中に投げ銭が飛んできたら規約的に微妙じゃね?」っていうのを気にしているのを何回か見かけました。「いま読んでるのは商用不可だからギフト投げないで」って固定コメントに書いておくとある程度は対応できそうだけど、万全を期すならギフト受け取りをオフにしておくと安心。

twitterリンクの設定は別途必要

マイページ → 自分のチャンネル → プロフィール編集 → Twitter欄に入力

ログイン方法にツイッター連携を使っても、なにげにプロフィール欄にTwitterアカウントが出ません。スタエフのプロフィールにTwitterアカウントを出すためには、プロフィール編集で別途入力する必要があります。

ちなみにプロフィール編集で入力したTwitterアカウントは特に認証とか無しでプロフィール画面に表示されるので、なりすましのリスクがあります。

いま聴いてるリスナーの確認方法

ライブ配信の配信者側画面の上の方に出ている「11 / 50」みたいな数字。分子が現在の同時閲覧数で、分母が累計閲覧数。この数字はリスナー側画面には表示されません。

配信者側画面の下の方にある「コラボ招待ボタン」を押すと、いま聴いているリスナーのユーザ名がリストで表示されます。いま誰が聴いてくれてるのかな〜っていうのを知りたいときはこれ押すと見れる。

でも、ウェブブラウザから聴いてるリスナーは、リスナー一覧に出て来ないです。またアプリをバックグラウンドにして聴いてるリスナーは、リスナー一覧に出てこなくて、同時閲覧数にもカウントされないっていう挙動もあるみたいです。なので、実際にはいま5人聴いているけど、同時閲覧数の表示は4人になっていて、さらにリスナー一覧には3人しか出ていない、みたいな状況もよくあるっぽいので、目安程度に。

URL限定ライブ・コラボ収録

裏劇やるのに使える機能。

URL限定ライブは、ライブ配信の開始時に「公開設定 → URL限定公開」にすることで開始できるライブです。URL限定ライブはDMなどでURLを教えてもらった人しか入室できません。アーカイブだけ全体公開にするとかも可。

コラボ収録は、「収録 → ゲストを招待」とすることで開始できる、複数人で収録を作成する機能です。コラボ収録では録音の一時停止、音声の上書き、切り取りといった簡易編集が行えるので、完成度の高いアーカイブを作りたいなら、URL限定ライブを使うよりコラボ収録を使ったほうが便利かも。

ここまで機能紹介でした。次、既存スタエフ民の生態!

既存スタエフ民の構成

既存スタエフ民について新規配信者が興味あるのかどうか分かんないですけど、「スタエフってどんな雰囲気なの?」って気になる人は一定数いると思うので、知ってる範囲でシェアします。

LIVE勢の推定人口、配信内容

スタエフユーザには「ほぼ収録しか使わない勢」と「LIVE配信を使う勢」の2タイプあります。

「ほぼ収録しか使わない勢」の方がおそらく数が多くて、どういう界隈があるのか自分も把握できてないので割愛。声劇勢は「LIVE配信を使う勢」の方に入るので、以下LIVE配信勢の話をします。

LIVE配信勢は配信者とリスナーを合わせて、深夜24:00ごろの瞬間アクティブユーザ数が推定100人〜200人くらいっぽい。同時閲覧数7人あたりから「盛り上がっているLIVE」欄に載りはじめます。

各ライブ枠の配信内容は肌感でざっくりいうと、いままでは「雑談 > 音楽 > 占い > ビジネス > 大喜利 > 朗読」みたいな感じ。ここに最近ボイコネから声劇勢が流入して、かなりの存在感を持ってます。

LIVE勢の年齢層とか

スタエフって配信アプリの中では年齢層が高く、既存のLIVE勢は30代〜50代くらいがメイン層です。そのためか、雑談枠の内容も軽〜く毒っ気のあるくらい(30代以上向けのテレビドラマくらい)のほうが人気が出がち。逆に、癒し系のほわほわカワボ配信者は、いままで過疎りがちでした。

挨拶するしない、潜り呼び

スタエフには、やたら挨拶ばっかりしてる枠があるかと思いきや、「私の枠で挨拶しないでくださいー」って言ってる枠主も結構いて、カオスな状況。

たぶん最初は2〜3年前にビジネス系配信者を中心に「単純接触効果で自分の影響力を高めよう!広げよう挨拶の輪!」みたいな文化が発生して、他枠のコメント欄でリスナー同士で挨拶しあって相互フォローするみたいなムーブが定着したんだと思います。

これをやってるとコメント欄の半分以上が挨拶コメントで埋まるので、アンチテーゼとして「挨拶コメントいらなくない?もっと枠主の話を集中して聞こうぜ」的なことを言い出す勢力が出現し、いまはむしろこっちが主流になってます。

タカ派の挨拶しない勢は、無言で他枠のライブ配信を聴き、なにかコメントしたい内容があれば挨拶をすっ飛ばして本題をコメント欄に投下し、他のリスナーから挨拶コメが来ても鋼鉄の心でスルーします。そしていなくなるときは無言でいなくなる。

あえて挨拶しないリスナーがたくさんいるので、既存スタエフ民の枠主も「潜って聴いてるリスナーはそのままそっとしておけばよくない?」みたいなムードになってきて、基本的に潜りの名前は呼ばないっていう環境が形成されています。

だからスタエフのライブ配信は、無言で入室して、無言で聴いて、無言で落ちても、マナー的には大丈夫。ごくまれに「無言で聴いてないで挨拶コメしてYO」って言う枠主がいるので、そのときは挨拶コメを投稿するか逃げるかしましょう。枠主が枠のルールなので、これはしょうがないですね。

アイコン画像は設定した方がいい

潜りで他枠を聴いてても大丈夫なスタエフなんですけど、初期アイコン・初期ユーザ名のまま他枠に入ると「え?誰かのサブ垢?だれだれ?」みたいな感じでザワザワし始める枠主がけっこういます。アイコンとユーザ名だけはなにか適当にでも設定しておいたほうが吉。アイコン画像は「フリーのお花の写真」とかで大丈夫。

要注意のやべぇスタエフ民

一部のスタエフ民ははっちゃけてます。しかもユーザの年齢層が高めなので、はっちゃけ方もそれに比例してこじれてます。どんな感じではっちゃけてるかを一部紹介。

出会い厨

スタエフの出会い厨は、TwitterやインスタのDMでナンパとかしてくる。アーティスト活動してる人とかスモールビジネスのオーナーみたいな人が、意外と中身出会い厨のパターンが多いので、プロフィール欄がちゃんとしてる人でも油断できない。「あいつ出会い厨やでぇ!」っていう情報が出回った後も、開き直って活動を続ける。ぱっと見で出会い厨かどうかを見分けるのは困難。

詐欺師

ちょっと承認欲求をこじらせちゃって詐欺の領域に手を染めちゃった人を、いままでスタエフで何人か見た。詐欺しちゃってる人は平然と嘘をつき続けるのでふつーに怖い。他配信者から詐欺まがいの行為を指摘されたような局面で、詐欺師本人は「嫌がらせを受けてます〜」と主張し続けがちで、一見すると被害者っぽく見える。これに善意のつもりで手を差し伸べると、知らない間に詐欺グループの仲間入りをしちゃってたりするので要注意。詐欺しちゃってる系の人の行動パターンは次のような感じ。

  • スタエフユーザのグループを作っていて、そこに個別に勧誘してくる

  • コンテンツ作成に協力させられることがある

  • どこかにお金のやりとりが関係してくる

SPPマウント

SPPとは「stand.fmパートナープログラム」の略語で、再生時間に応じた収益化を一部の配信者に対して有効化するというもの。審査制。SPP承認の基準のひとつに「フォロワー数1000人以上」というのがあり、これゆえ「SPPに承認されている = 影響力が強くスタエフ運営に認められている優良配信者」という認識が一時期あった。

ここ半年間で色々あって「SPPって優良配信者じゃなくない?なんなら影響力も強くなくない?」という認識が広まった。SPP承認されているけどプロフィールにSPPであるとは書かない「隠れSPP」も増えた。実際、フォロワー数1000人というのは相互フォロー的な方法で2ヶ月以内に達成できる数なのであって、相互フォローでこの条件を満たした配信者はそこまで優良でもなければ影響力も強くない。

…という状況であるにも関わらず、「我SPPぞ?」みたいなオーラを出しながら近づいてくるスタエフ民は、若干ヤバい人である可能性が高め。

ぐへへオジサン

ユーザの年齢層が高めなので、いままでのスタエフではカワボ系配信者は基本的に過疎ってたんですけど、過疎ってたら過疎ってたで「ぐへへ〜お嬢ちゃんカワイイねぇ」みたいなオジサンがコメント欄に住み着く流れは何度か見た。

コメント欄に良いリスナーが2人以上いたら、ぐへへオジサンが参入してくる余地が少なくなるので、枠が良い方向に成長しやすくなる。今回の声劇勢はけっこう多い人数でまとめてやってきてるので、「コメ欄に良いリスナー2人以上」という条件は初手から満たせがち。たぶん大丈夫。

以上〜

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